【NEWS】利用者視点で作られた診療所「コンビニエンスクリニック」 その存在価値とは?

http://www.huffingtonpost.jp/tamae-hamaki/retail-clinic_b_14408724.htm

【コメント】ここ最近夜12時まで営業してるドラッグストアも見られるようになった。薬剤師がその時間まで常駐しているかどうかは不明であるが、今後は若年層の感冒などの対応が必要になってくると見越してなのだろう。健康サポート薬局然り、調剤薬局もその方向へ舵を切らないと生き残れないかもしれない。果たしてドラッグストアがこのまま営業時間を増やし、店舗も増やし続け、それとともに処方箋調剤も増やしていくのか、調剤薬局がそれに追随するのか、いずれにしてもこの10年が勝負であろう。

【NEWS】究極の健康食。ユーザーの遺伝子を分析して食事を宅配してくれる「Habit」

http://www.gizmodo.jp/2017/01/habit-dna-custom-made-meals.html?utm_source=rss20&utm_medium=rss

【コメント】遺伝子検査で食事まで介入されるのはどうだろうか。病気になった後でさえも食事に気を配るのにはかなりの高い意思が必要なのに‥。

遺伝子検査を行なった対象者への介入の仕方としては斬新で面白いかもしれない。

【NEWS】オプジーボの効果増強か

https://this.kiji.is/193817370281543163?c=113147194022725109

 

オプジーボ(一般名ニボルマブ)とベザフィブラートを併用すると治療効果が高くなるとの記事である。

言い換えればオプジーボの使用量を減らすことができる。薬価を下げることで医療費を削減するのではなく、治療効果を上げることで医療費削減できるという視点を常に持っておくことが必要である。

【NEWS】65歳を過ぎても脳機能は20代、「スーパーエイジャー」たちが習慣にしているアクティビティ4つ

http://www.lifehacker.jp/2017/01/170115_superager.html

【コメント】

1. 楽器を習う

2. 未知の言語を学ぶ
3. トライアスロンに参加する(難易度の高い他のイベントでも可)
4. 人前でパフォーマンスする

 

薬剤師的には

4.人前でパフォーマンスする→学会発表する

これで4は大丈夫ですね。

【NEWS】スイッチOTCの候補となる医薬品リスト

従来は日本薬学会が転用の妥当性を考え医薬品リストをまとめていたが、2016年8月からは、企業や一般消費者からも医療用医薬品からOTC医薬品への転用の提案を受け付けることになった。今回候補としてあがった16成分を以下の表にまとめた。

No 成分名 要望する効能・効果
1 ヒアルロン酸ナトリウム [ドライアイ、角膜保護
目の次の症状の緩和:乾き(涙液補助)、異物感(コロコロ・チクチクする感じ)、ソフトコンタクトレンズまたはハードコンタクトレンズを装着しているときの異物感(張り付き感、コロコロ・チクチクする感じ)、疲れ、かすみ、なみだ目、まぶしさ、目やに、充血
2 レバミピド 胃潰瘍、急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善
3 レボノルゲストレル 緊急避妊
4 リザトリプタン安息香酸塩 片頭痛
5 スマトリプタンコハク酸塩 片頭痛
6 エレトリプタン臭化水素酸塩 片頭痛
7 ナラトリプタン塩酸塩 片頭痛
8 ゾルミトリプタン 片頭痛
9 クリンダマイシンリン酸エステル にきび
10 ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル 湿疹
11 オメプラゾール 胸やけ(胃酸の逆流)、胃痛、もたれ、むかつき
12 ランソプラゾール 繰り返しおこる胸やけ(食道への胃酸の逆流)、呑酸(喉や口の中まで胃酸がこみ上げ、酸味や苦い感じがすること)、胃もたれ、むかつき、胃の痛み
13 メロキシカム 関節痛、腰痛、肩こり痛
14 フルチカゾンプロピオン酸エステル 花粉による季節性アレルギーの次のような症状の緩和:鼻づまり、鼻みず(鼻汁過多)、くしゃみ
15 ヨウ素・ポリビニルアルコール 眼の殺菌・消毒・洗浄
16 ラベプラゾール 胸やけ、胃痛、げっぷ、胃部不快感、はきけ・むかつき、もたれ、のどのつかえ、苦い水(胃酸)が上がってくる

【コメント】ヒアルロン酸ナトリウムとレバミピドは妥当だと思う。なぜ今までなかったのか不思議なくらい。

さらにPPIのOTCへの移行は安全性面から妥当であると考えられる。ただし長期使用や相互作用には注意が必要である。

医療用の片頭痛薬が勢ぞろいしている。薬価がかなり高いのでそれがOTCにどう反映させるのかが気になるところである。

 

【NEWS】病院でもマイナンバーカード、保険証代わりに

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170102-OYT1T50086.html

【コメント】保険証の失効などによる返戻は多いので、マイナンバーカードの提示による保険証の資格照会は有用である。しかし薬局にとっては、保険証提示を躊躇う患者がいるのに、マイナンバーカードになれば躊躇う人がもっと増えるのではと思ってしまう‥。

【NEWS】短時間睡眠は時代遅れ 名だたるCEOが8時間宣言

http://style.nikkei.com/article/DGXMZO10880880Q6A221C1000000

【コメント】仕事をしていると8時間寝るのってとても難しい、睡眠の量より質とも言われるが、睡眠時間が短くても日中に眠くならない人は質が高いのだろうか。ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は果たして睡眠の質を改善する効果はあるのだろうか?ベルソムラは?

【最新】アレグラDS供給不足による代替薬

アレグラDSが供給不足となった。(2016年12月現在現在)

以下に年齢別の代替薬 (第2代抗ヒスタミン薬)のまとめを記載

6ヶ月から1歳児から服薬可能

・アレグラドライシロップ

(添付文書  http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/780069_4490023R2027_1_03.pdf)

・ザイザルシロップ

(添付文書 http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/340278_4490028Q1028_1_04.pdf)

・ザジテンシロップ、ザジテンドライシロップ

(添付文書   http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/480866_4490003Q1125_2_04.pdf)

(添付文書   http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/480866_4490003R1228_2_04.pdf)

 

2歳以上から服薬可能

・アレロック顆粒(オロパタジン)

(添付文書  http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/230124_4490025D1022_1_06.pdf)

 

3歳以上から服薬可能
・アレジオンドライシロップ

(添付文書  http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/650168_4490014R1021_1_11.pdf)

・クラリチンドライシロップ

(添付文書  http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/630004_4490027R1029_4_02.pdf)