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【Q】トリノシン腸溶錠の保存方法が「なるべく冷所」の理由は?
【A】トリノシン腸溶錠の添付文書上の貯法は【なるべく冷所に保存すること。】と曖昧な表現になっています。曖昧な表現の理由は、以下の通り、室温においても1年半後には含量低下は認められず、また、2年後も5%程度の含量低下程度に […]
2020.07.10
製剤学的特性情報
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半分規格を希望する錠剤(個人的な意見)
薬剤師が錠剤を半分に割って分包する作業は手間がかかる。また、患者も分包紙だとかさばるため、半錠にすることを嫌がることがある。セロクエルの後発品のように、先発品にはない規格のクエチアピン12.5mg (セロクエル錠25mg […]
2020.04.9
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【Q】モビコール配合内用剤の開封後・溶解後の安定性は?
【A】モビコール配合内用剤の安定性については以下の通りである。 開封後(粉末の状態)は 【75%RH未満)】であれば7日間安定する。【高湿度条件(75%RH以上)であれば7日間で吸湿率9.44%となる】 溶解後は 7日間 […]
2019.09.11
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【Q】マグラックス細粒83%と酸化マグネシウムの換算は?
【A】マグラックス細粒83%は1gに0.833gの酸化マグネシウムが含有しているため、変更時には換算が必要である。 (例)・酸化マグネシウム0.33g → マグラックス細粒0.4g ・酸化マグネシウム0.5g → マグラ […]
2019.02.26
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【Q】錠剤を粉砕したときの重量ロスは?デメリットは?
【A】錠剤を粉砕後には粉砕機や乳棒・乳鉢、分包機に残渣が付着し、重量がロスすることが考えられる。重量ロスは粉砕する錠数と錠剤の大きさなどに依存すると報告されている。以下の記載の通り、錠数が少ないと30%ロスすることもある […]
2019.02.26
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【Q】ケタスカプセルの保存条件について?冷所保存?
【A】ケタスカプセル10mgの添付文書に記載がある保存条件は「室温保存(1~30℃)」である。他の多くの薬剤は「室温保存」のみの記載である。室温保存はもともと「1~30℃」であるのにかかわらず、ケタスケタスカプセルには「 […]
2018.12.23
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【Q】ロカルトロールカプセルは1包化可能か?
【A】以下のデータより、遮光下で1ヶ月間は安定と考えられるため、1包化可能であると考えられる。ただし、遮光が必要と考えられる。 1包化の実施については各施設での判断となる。 ロカルトロールカプセル0.25/ 0.5 【2 […]
2018.12.20
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【Q】サンドスタチン皮下注用は高カロリー輸液に混合可能か?
【A】混合可能であると考えられる。ただし、エルネオパ1号輸液とサンドスタチン皮下注用を混合後、24 時間後までは 90%以上を保持してるが、3日後に90%まで低下したと報告がある。できる限り24時間以内に使用し、少なくと […]
2018.12.18
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【Q】ナウゼリンOD錠の後発品 (ジェネリック)は?(口腔内崩壊錠)
【A】ナウゼリンOD錠5、ナウゼリンOD錠10と剤型が同じである口腔内崩壊錠 (OD錠)の後発品(ジェネリック) は存在しない。(2018年11月時点) 普通錠であれば、以下の通り後発品が存在する。 ドンペリドン錠5mg […]
2018.11.12
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【Q】ソラナックス錠 (アルプラゾラム) の簡易懸濁法と粉砕の可否は?
【A】以下の理由よりソラナックス錠の簡易懸濁法と粉砕は可能であると考えられる。 簡易懸濁法 水 (約55℃) 、5分で8Frを通過した。 (内服薬 経管ハンドブック 第3版) ソラナックス錠の粉砕データはな […]
2018.11.12