製剤学的特性情報

  • 【Q】ベタニス錠は粉砕可能か?

    【A】ベタニス錠25mg / ベタニス錠50mgの粉砕は不可である。ベタニス錠は徐放性フィルムコーティング錠であり、粉砕すると徐放性がなくなるためである。以下の添付文書にも記載がある。 本剤は徐放性製剤であるため、割った […]

    2018.10.22
  • 【Q】メチコバール錠(メコバラミン)は粉砕可能か?

    【A】粉砕は不可である。 メチコバール錠250μg、500μg (メコバラミン) は極めて吸湿性が高く、光により分解するため粉砕は不可である。粉砕直後に服薬するのは問題なし。 メチコバール 細粒0.1%に変更することも選 […]

    2018.10.17
  • 【Q】ネイリンカプセルは1包化 (分包) 可能か?

    【A】基本的にはネイリンカプセルの1包化は不可と考えられる。高湿条件において1週間という短い期間でネイリンカプセルが固化し、含量低下する可能性があるためである。(※日本の夏の相対湿度は75%を超えることがある。) また、 […]

    2018.10.11
  • 【Q】プラビックス錠の粉砕の可否は?

    【A】粉砕後、服薬が2ヶ月以内であれば可能と考えられる。 粉砕後、30℃・75%RH、遮光、シャーレ解放、2ヶ月間の条件で、性状や外観に変化はなく、含量はほとんど低下しなかった。 2ヶ月後、プラビックス錠25mgで類縁物 […]

    2018.09.26
  • 【Q】サムスカ錠の粉砕可否は?

    【A】以下の理由より粉砕可能と考えられる。 サムスカ錠15mg錠・30mg錠‥粉砕後、40℃・75%RHの条件で3ヶ月変化なし 水分摂取困難患者や口渇を感じない患者への投与は禁忌となっているため、粉砕後の経管投与は不可で […]

    2018.09.26
  • 【Q】アロマシン錠25mgは簡易懸濁法可能か?

    【A】アロマシン錠25mgは水 (55℃) で5分で溶解する。簡易懸濁可能と考えられる。 (参考 : 内服薬 経管投与ハンドブック 第3版) 粉砕も可能と考えられるが、抗悪性腫瘍剤であるため、被曝に注意が必要である。 & […]

    2018.09.26
  • 【Q】ノービア錠の粉砕可否について

    【A】ノービア錠はHIV感染症の治療薬である。 粉砕して服薬した場合はバイオアベイラベリティが低下する可能性があるため、粉砕不可と考えられる。 代替品としてノービア内用液8%が挙げられる。 (参考 : 錠剤・カプセル剤粉 […]

    2018.09.26
  • 【Q】リスパダール錠は粉砕可能か?

    【A】粉砕可能と考えられる。ただし苦味があるため注意が必要である。 苦味があるためコーティングされている。 (参考 : 錠剤・カプセル・粉砕ハンドブック 第7版)

    2018.09.21