製剤学的特性情報

  • 【Q】サインバルタは脱カプセル可能か?

    【A】カプセル内の顆粒は腸溶性コーティングであるため、顆粒を噛み砕いたり、すりつぶしたりしなければ脱カプセル可能と考えられる。1ヶ月間安定。過酷曝光に注意が必要。 サインバルタ20mgの脱カプセル後の安定性試験 自然光・ […]

    2017.09.27
  • 【Q】ロゼレム錠は粉砕可能か?

    【A】粉砕可能であり、1ヶ月間は安定と考えられる。1ヶ月以降の保存に関するデータはなし。 粉砕後、25℃、75%RH、白色蛍光灯の条件下、1ヶ月間安定 (外観・含量の変化なし) 主薬が光に不安定なため、遮光のフィルムコー […]

    2017.09.11
  • 【Q】ナルサス錠は粉砕可能か?

    【A】粉砕不可である。 ナルサス錠は1日1回服薬の徐放性製剤であるため、粉砕不可となっている。 (ナルサス錠 添付文書)  http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00066859 […]

    2017.09.6
  • 【Q】デパケンR錠は1包化可能か?

    【A】1包化可能である。バラ包装も販売されている。 デパケンR錠100mg・200mg 〔条件 25℃, 75%RH, 褐色瓶・解放〕6ヶ月目に溶出時間がわずかに短縮したが、外観・含量などに変化はなかった。 〔条件 40 […]

    2017.08.22
  • 【Q】デパケンR錠は粉砕可能か?

    【A】粉砕不可である。 徐放性製剤であるため、粉砕することで溶出が加速し血中濃度が上昇する可能性がある。また、吸湿し潮解するため粉砕不可である。 デパケンR錠は糖衣錠でコーティングされた錠剤である。 (参考 : 錠剤・カ […]

    2017.08.22
  • 【Q】セレニカ R錠は粉砕可能であるか?

    【A】粉砕不可である。 徐放性製剤であるため、粉砕することで溶出が加速し血中濃度が上昇する可能性がある。 セレニカ R錠は徐放性Fコートでコーティングされた錠剤である。 (参考 : 錠剤・カプセル剤粉砕ハンドブック 第7 […]

    2017.08.22
  • 【Q】カソデックス錠は簡易懸濁法が可能か?

    【A】カソデックス錠に関する簡易懸濁法のデータはない。(2017年8月現在) 経管投与ハンドブック第3版には調剤者の被曝を考慮して、不可と記載されている。 後発品であるビカルタミド錠80mg「TCK」は5分後に簡易懸濁可 […]

    2017.08.14
  • 【Q】トラムセット配合錠の粉砕可否は?

    【A】以下の理由から粉砕可能であると考えられる。フィルムコーティング錠であり、苦味を抑えているため、粉砕後は苦味が出ると考えられる。 粉砕後の安定性に関しても検討されており、3か月後まで安定性に問題ない。 ※粉砕の可否に […]

    2017.08.14
  • 【Q】アメナリーフ錠は1包化可能か?

    【A】1包化可能と考えられる。以下参考。 40℃、75%RH、暗所、褐色ガラス瓶/開放の条件において3ヶ月は明確な品質の変化なし。 25℃、60%RH、D65ランプ1000lx、直接曝光、保存期間120万lx・hrにて、 […]

    2017.08.5
  • 【Q】ダントリウムカプセルは1包化可能か?

    【A】1包化可能であると考えられる。 40℃、密栓の条件で3ヶ月間安定。 25℃、75RHの条件で3ヶ月間安定。 1000lxの条件で50日間安定。 医薬品インタビューフォームには非包装状態の安定性のデータの記載はなし。 […]

    2017.08.3