製剤学的特性情報

  • 【Q】トラマールOD錠の粉砕の可否は?

    【A】粉砕可能と考えられる。ただし、以下の理由から40℃以上の高温・高湿度の条件で注意が必要である。 粉砕後 25℃±2℃ RH60±5% にて暗所・シャーレ解放の条件で3ヶ月経過後も性状、質量、含量で変化なし。 粉砕後 […]

    2017.07.13
  • 【Q】イニシンク配合錠の粉砕の可否は?

    【A】粉砕可能と考えられる。 粉砕後、温度25℃ 湿度75% の条件下で100日後まで外観・含量・溶出性に問題なし。 ※高温で類縁物質の増加が認められた ※ネシーナ (アログリプチン安息香酸塩)に苦味があるため、苦味が増 […]

    2017.07.13
  • 【Q】ベルソムラ錠の粉砕の可否は?

    【A】原則として粉砕不可である。以下の内容に基づいた各施設での判断となる。 粉砕時のデータはなし 無包装状態 (錠剤での条件) で ベルソムラ錠15mgを高湿度条件下 (30℃/75%RH)にて無包装状態で1ヶ月保存した […]

    2017.07.10
  • 【Q】バルトレックス錠は粉砕可能であるか?

    【A】バルトレックス錠は苦味があるが、粉砕可能である。 (参考 : 錠剤・カプセル剤粉砕ハンドブック 第7版) 以下、後発品バラシクロビル錠500mg「トーワ」の粉砕後の安定性のデータ 保存条件 試験項目 粉砕直後 1 […]

    2017.07.5
  • 【Q】ブロプレス錠の粉砕と簡易懸濁法の可否は?

    【A】粉砕と簡易懸濁法ともに可能である。 粉砕品を薬包紙に包装後、室内蛍光灯下、25℃・75%RHの条件下で5週後の残存率98.3%。外観変化なし。 (参考 : 錠剤・カプセル剤 粉砕ハンドブック 第7版) 水(約55℃ […]

    2017.07.4
  • 【Q】ビラノア錠の粉砕は可能か?

    【A】基本的に粉砕不可である。ビラノア錠は付着性が高い製剤であるため、粉砕で使用した乳鉢や分包紙に付着してしまう。そのため、錠剤を粗く砕くことや4 分割にすることが望ましい。以下に詳細を示すが、粉砕時に乳鉢に付着する含量 […]

    2017.06.30
  • 【Q】トビエース錠の粉砕の可否は?

    【A】粉砕不可である。 徐放製剤であるため、噛み砕いたり、割ったり、粉砕してはならない。 (参考 : トビエース錠 インタビューフォーム 第3版) http://pfizerpro.jp/documents/if/tov […]

    2017.06.11
  • 【Q】コンプラビン配合錠の粉砕の可否は?

    【A】粉砕不可である。腸溶性の内核にアスピリンを含むため。 外殻層にクロピドクレル硫酸塩 (クロピドグレルとして75mg) 、及び腸溶性の内核にアスピリン (100mg)を含むフィルムコーティング錠 (有核錠) である。 […]

    2017.06.11
  • 【Q】リリカOD錠は1包化可能か?

    【A】1包化可能であると考えられる。ただし、リリカOD錠25mgに関しては2ヶ月以降に規格外の硬度変化があり、注意が必要であるため、メーカーは1包化を推奨していない。(リリカOD錠75mg、150mgに関しては6ヶ月まで […]

    2017.06.10