リフィル処方箋の注意点は?

リフィル処方箋の注意点 
・投薬量に限度が定められている医薬品(新薬や向精神薬、麻薬)や湿布薬(63枚の制限あり)はリフィル処方は不可であり、処方箋を別に分けて発行する。薬剤毎にリフィル回数が異なる場合は別の処方箋とすh
・2回目以降、次回の調剤予定日の前後7日以内。有効期間を過ぎた場合は医療機関への受診勧奨。
・余白の裏面に記載→保険薬局の名称と保険薬剤師の氏名
・他の薬局を利用する場合は他の薬局へ情報共有する
・処方箋原本を返却する。総使用回数に達した場合の処方箋原本は薬局で保管。
・総使用回数に満たない場合はリフィル処方箋の写しを調剤録とともに保管 (3年間保管)
・外用薬のリフィル処方の場合も投与日数の記載が必要 (例 ヒアルロン酸Na点眼液0.1% 6瓶 1日6回 両目に点眼 30日分

(参考 : 日本保険薬局協会 リフィル処方箋の手引き)

-PR-

2022年12月に薬価収載予定の後発品

202212月に薬価収載予定の後発品 

エソメプラゾールカプセル10mg, 20mg (ネキシウム)‥AG→ニプロ
「1歳以上の幼児および小児における胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群、逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症」の適用はない。
エソメプラゾール懸濁用顆粒分包(ネキシウム) ‥沢井製薬のみの販売
エスシタロプラム錠10mg, 20mg (レクサプロ)‥東和薬品がOD錠 適用は同じ
イバンドロン酸静注1mgシリンジ (ボンビバ)‥適用同じ
ルリコナゾール軟膏/クリーム (ルリコン)‥岩城製薬のみ「イワキ」
ダプトマイシン静注用 (キュビシン)   「小児(1歳以上)における敗血症、深在性皮膚感染症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染」の用法及び用量はない

トルバプタンOD錠(サムスカ錠の後発品)は「ループ利尿薬等の他の利尿薬で効果不十分な肝硬変における体液貯留」のみの適用でしたが、2022年9月から「心不全」にも適用が通るようです。
ただし、「抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)における低ナトリウム血症の改善」、「腎容積が既に増大しており、かつ、腎容積の増大速度が速い常染色体優性多発性のう胞腎の進行抑制」には引き続き、適用がないため注意が必要です。
・ロゼレム錠8mgのAGであるラメルテオン錠8mg「武田テバ」が、2022年9月13日に発売予定です。同成分の後発品は、他社からも2022年12月に発売予定です。

-PR-

ラゲブリオが国購入品から一般流通品になって変わった点




 2022年9月16日からラゲブリオが国購入品から一般流通品になった。変更点のまとめを以下に記載する。

  • いわゆる「チェックリスト」が不要となった
  • MSDのラゲブリオ登録センターへの使用実績の登録は不要→製薬会社から在庫などに関する定期的な調査がある
  • 一般流通には外箱やボトルに黒いラインが入った
  • 9月16日以降、国購入分であっても患者に投与することができる
  • 国購入分→保険請求はできない
  • 国購入分は薬局間譲渡は不可であるが、一般流通品は可能




エバシェルド筋注セットとは?簡潔に




  • 新型コロナ感染症発症抑制に対する効果
  • 新型コロナ感染症患者の同居家族等の濃厚接触者には使用不可
  • 成人、小児 (12歳以上かつ体重40kg以上のみ)に適用
  • 発症8日以降の有効性は不明
  • 一般流通はなく、厚生省が保有し、各医療機関に配分する。
  • 成分 : チキサゲビマブ150mg/バイアル  シルガビマブ150mg/バイアル の2バイアルに分かれている。※両者は混合させないようにする。
  • 別々のシリンジに抜き取った両者を左右の臀部の別々の部位に打つ(チキサゲビマブは左臀部、シルガビマブは右臀部など)。重要な血管・神経が少ない中臀筋が推奨される
  • 臀部に打つ理由は投与液量が11.5mLと比較的多いため
  • シリンジ抜き取り後は、2~8℃又は室温(25℃まで)で保存し、4時間以内に使用
  • 新型コロナ感染症→「チキサゲビマブ (2バイアル) シルガビマブ(2バイアル) 使用」 =2キット
  • 発症抑制→「チキサゲビマブ (1バイアル) シルガビマブ (1バイアル) 使用」=1キット。ただし、SARS-CoV-2変異株の流行状況等は各2バイアルずつの使用も可能。
  • 作用機序 : SARS-CoV-2スパイクタンパク質の受容体結合ドメイン内の2つの異なるエピトープに各々結合することで、 SARS-CoV-2を中和し、SARS-CoV-2感染を阻害




【Q】トルバプタンOD錠(後発品)の心不全に対する適用は?




2022年6月にサムスカOD錠の後発品が発売されたが、「肝硬変における体液貯留 」のみだったが、2022年9月より「心不全における体液貯留 」の適用が追加となった。

現在、発売されている薬剤のすべてで「心不全における体液貯留 」が追加となっている。(2022年9月14日現在)

トルバプタンは心不全で使用するケースが圧倒的に多いため、正式に後発品の使用が可能な患者が多くなると考えられる。

・トルバプタンOD錠7.5mg「TE」
・トルバプタンOD錠7.5mg「オーツカ」 AG (オーソライズド・ジェネリック)
・トルバプタンOD錠7.5mg「ニプロ」
・トルバプタンOD錠7.5mg「DSEP」
・トルバプタン顆粒1%「トーワ」




【Q】ラメルテオン錠8mgのAGの発売日は?

ラメルテオン錠8mgのAGは「武田テバ」である。

ラメルテオン錠8mg「武田テバ」の発売日は、9月13日(火)。

AG以外の後発品は2022年12月の発売予定である。

-PR-

【Q】エンシュア・Hの味の発売年は?




エンシュア・Hの発売日は1995年10月であり、現在は7種の風味が発売されている。

バニラ味、コーヒー味、バナナ味、黒糖味、メロン味、ストロベリー味、抹茶味

発売順はバニラ味、コーヒー味、バナナ味が発売された後、

  • 2009年 黒糖味
  • 2013年 メロン味
  • 2016年 ストロベリー味
  • 2019年 抹茶味

である。マイナーチェンジは以下のとおり

-PR-



  • 2017年 バニラ味をより自然なバニラ味風味に変更
  • 2018年 コーヒー味を1950年代~60年代の第1次コーヒーブームの味を追求したコーヒー独特の香りやビター感をアップさせ、当時の味を再現した風味に変更




【Q】リベルサス錠とDPP-4阻害薬の併用について




リベルサス錠とDPP-4阻害薬はいずれもGLP-1受容体を介した血糖降下作用のため、保険審査上においても、認められていないと考えられる。DPP-4阻害薬を服薬している患者にリベルサス錠が開始となった場合はDPP-4阻害薬を中止する必要がある。DPP-4阻害薬を含む配合剤はうっかり抜き忘れることがあるため注意が必要である。

「本剤とDPP-4阻害剤はいずれもGLP-1受容体を介した血糖降下作用を有している。両剤を併用した際の臨床試験成績はなく、有効性及び安全性は確認されていない。」 
(リベルサス錠 添付文書より)

 

DPP-4阻害薬
イニシンク配合錠, エクア錠, エクメット配合錠, オングリザ錠, カナリア配合錠, グラクティブ錠, ザファテック錠, ジャヌビア錠, スージャヌ配合錠, スイニー錠100mg, テネリア錠, トラゼンタ錠, トラディアンス配合錠, ネシーナ錠, マリゼブ錠, メトアナ配合錠, リオベル配合錠, ルセフィ錠

-PR-






【Q】ネリプロクト軟膏、ネリプロクト坐剤 製造販売中止




ネリプロクト軟膏、ネリプロクト坐剤の全ての規格が販売中止となる。

薬価削除の経過措置は2023年3月末までの予定である。(2022年6月11日時点)

代替品としてはボラザG軟膏、ボラザG坐剤、強力ポステリザン軟膏、プロクトセディル坐剤、プロクトセディル軟膏、ヘモレックス軟膏などがある。

-PR-






片頭痛治療薬であるレイボー錠とは?簡潔に

・発売日 : 2022年5月23日

・薬価 50mg 324.7円/錠  100mg 570.9円/錠 (薬価収載時)

・世界初のジタン系薬剤である5-HT1F受容体作動薬

・トリプタン系薬剤と異なり、5-HT1B受容体への作用が少なく、血管収縮などの副作用が少ない

・5-HT1F‥疼痛シグナルや三叉神経の過活動を調整

・5-HT1Fに作用することで疼痛シグナル抑制や三叉神経の神経伝達物質(CGRPやグルタミン酸)を抑制

・1回100mgを片頭痛発作時に服用。1日最大量→ 24時間あたりの総投与量200mgを超えないこと

・50mgに減量や1回200mgに増量も可能。発作時のみ使用で、予防的服薬は不可

・発作開始1時間以降に服用した場合も、服用2時間後に頭痛改善 (単回投与Tmax 2.26-2.5時間 半減期3.5-4.35時間)

・効果を早めたい場合は1回200mgを服薬する (200mg→服用30分後に効果発現  100mg→服用1時間後に効果発現)

・服用後24時間は頭痛消失が持続

・主な副作用 浮動性めまい(18.8%)、服薬後は運転などに危険を伴い機械操作に従事させないこと。めまいは投与開始1時間以内にあらわれ、数時間以内に消失する、

-PR-