【NEWS】強まる医療適正化の意識

http://www.yakuji.co.jp/entry56086.html

【コメント】「薬剤師は、率先して過剰な薬物療法や無駄な薬物療法を見直す意識を持ち、医師や患者に積極的に働きかけて意識変革を促す役割を担ってほしい。」と記載があるが、まさにその通りである。薬剤師の役割の中の一つは医薬品の適正使用である。文献やガイドラインなどの資料を提示すると医師などへ提案しやすく、信頼性も上がる。以下に「Choosing Wisely」を示す。

http://www.choosingwisely.org/wp-content/uploads/2015/01/Choosing-Wisely-Recommendations.pdf

 

【NEWS】医療用ロラタジンを同量配合‐鼻炎薬「クラリチンEX」新発売 大正製薬

【コメント】アレグラexに遅れをとってのOTC販売開始。アレグラexとの大きな違いは用法のみ。効果、副作用はほぼ変わらない。アレグラexは第2類に移行するので薬局としては販売しやすいか。

アレグラexが売れているので値段がネックだがクラリチンも売れるだろう。

アレグラexは28錠(2週間)で1886円。

http://www.yakuji.co.jp/entry55919.html

【NEWS】利用者視点で作られた診療所「コンビニエンスクリニック」 その存在価値とは?

http://www.huffingtonpost.jp/tamae-hamaki/retail-clinic_b_14408724.htm

【コメント】ここ最近夜12時まで営業してるドラッグストアも見られるようになった。薬剤師がその時間まで常駐しているかどうかは不明であるが、今後は若年層の感冒などの対応が必要になってくると見越してなのだろう。健康サポート薬局然り、調剤薬局もその方向へ舵を切らないと生き残れないかもしれない。果たしてドラッグストアがこのまま営業時間を増やし、店舗も増やし続け、それとともに処方箋調剤も増やしていくのか、調剤薬局がそれに追随するのか、いずれにしてもこの10年が勝負であろう。

【NEWS】究極の健康食。ユーザーの遺伝子を分析して食事を宅配してくれる「Habit」

http://www.gizmodo.jp/2017/01/habit-dna-custom-made-meals.html?utm_source=rss20&utm_medium=rss

【コメント】遺伝子検査で食事まで介入されるのはどうだろうか。病気になった後でさえも食事に気を配るのにはかなりの高い意思が必要なのに‥。

遺伝子検査を行なった対象者への介入の仕方としては斬新で面白いかもしれない。

【NEWS】オプジーボの効果増強か

https://this.kiji.is/193817370281543163?c=113147194022725109

 

オプジーボ(一般名ニボルマブ)とベザフィブラートを併用すると治療効果が高くなるとの記事である。

言い換えればオプジーボの使用量を減らすことができる。薬価を下げることで医療費を削減するのではなく、治療効果を上げることで医療費削減できるという視点を常に持っておくことが必要である。