【Q】エルカルチン錠の粉砕の可否について

【A】吸湿が高いため粉砕不可である。

  (取り扱い上の注意) 本剤の主成分は潮解性を有するので服用直前にPTPシートから錠剤を取り出すこと

【引用】エルカルチン錠 第3版 添付文書

https://www.otsuka-elibrary.jp/di/prod/product/file/lf2/lf2bnotk.pdf

 

錠剤での試験→ 苛酷試験 25℃/ 相対湿度75%  無包装 8時間で錠剤の膨張、硬度の低下及び質量の増加が認められた。

【引用】エルカルチン錠 インタビューフォーム 第7版

https://www.otsuka-elibrary.jp/di/prod/product/file/lf2/lf2_if.pdf

 

 

【NEWS】最近の患者はわがまま過ぎる!? 薬に副作用があるのは当然ですが…

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51784

【コメント】ディオバン問題など製薬会社の不祥事が相次いでいる。

MRについては以下のNEWSにも記載がある。一昔前は接待を中心とした営業活動をしていたが、最近は規制が厳しくなりそれを行えなくなった。どのような営業活動を行っていくのか本当の実力が試されるかもしれません。

http://www.sankei.com/premium/amp/170525/prm1705250001-a.html

【Q】クレストール錠の粉砕の可否について

【A】粉砕不可である。
粉砕後の原薬が不安定であり、分解物が増加し含量が低下する。
服薬時に随時粉砕して服用することは可能である。

(参考) 錠剤カプセル剤 粉砕ハンドブック第7版

【NEWS】ウエルシアHD、調剤薬局24時間店拡大 17年2月期100店に

【コメント】予想どおりのドラッグストアの24時間開店。これからどんどん店舗も増やし、拡大していくと思われる。調剤薬局はなにか別の付加価値をつけないと経営が成り立たなくなる。調剤薬局の近隣に24時間営業のドラッグストアが新しく建つということが、これからも増えてくるだろう。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO94002630T11C15A1TI5000/

【NEWS】Amazonで「第1類医薬品」の注文が可能に

【コメント】薬は症状があるときにすぐに飲みたいと思うのが普通である。インターネット販売であれば注文してから届くまで2日程度かかる。それを考えると医薬品のインターネット販売はそこまで流行らないと思われる。インターネット販売で成功する薬は対面販売で購入することが嫌な薬、たとえば痔の薬、妊娠検査薬などであろう。

https://zuuonline.com/archives/154158