製剤学的特性情報

  • 【Q】アザルフィジンEN錠の粉砕の可否について

    【A】粉砕不可である。 胃腸障害防止のため腸溶性フィルムコーティング錠としているため粉砕不可。粉砕すると、腸溶コーティングが損なわれ、胃障害の発現リスクが高まる可能性がある。 【参考】錠剤・カプセル剤 粉砕ハンドブック第 […]

    2017.06.7
  • 【Q】アサコール錠 (メサラジン) の粉砕の可否について

    【A】粉砕不可である。 pH7以上である回腸末端から大腸全域にメサラジンを放出するように設計された放出調整製剤であるため粉砕は不可である。 インタビューフォームに「本剤は放出調節製剤であることにより、かまずに服用すること […]

    2017.06.7
  • 【Q】スローケー錠の粉砕の可否は?

    【A】粉砕不可である. 徐放性が失われるため不可である。塩化カリウムに潮解性あり。塩化カリウムの消化器刺激が強くなる。 【参考】錠剤カプセル粉砕ハンドブック 取り扱い上の注意 粉砕して調剤しないこと 【参考】スローケー錠 […]

    2017.06.5
  • 【Q】エルカルチン錠の粉砕の可否について

    【A】吸湿が高いため粉砕不可である。   (取り扱い上の注意) 本剤の主成分は潮解性を有するので服用直前にPTPシートから錠剤を取り出すこと 【引用】エルカルチン錠 第3版 添付文書 https://www.otsuka […]

    2017.06.5
  • 【Q】クレストール錠の粉砕の可否について

    【A】粉砕不可である。 粉砕後の原薬が不安定であり、分解物が増加し含量が低下する。 服薬時に随時粉砕して服用することは可能である。 (参考) 錠剤カプセル剤 粉砕ハンドブック第7版

    2017.06.4
  • 【Q】デノタスチュアブル配合錠の1包化と粉砕の可否について

    【A】分包不可である。粉砕については、服用時に随時、粉砕することは可能である。吸湿及び光により品質低下が認められているため、粉砕品の保管や1包化は不可である。 ※1包化、粉砕の可否については各施設の医療担当者の裁量と判断 […]

    2017.05.18
  • 【Q】アスパラ-CA錠の1包化と粉砕の可否について

    【A】アスパラ-CA (カルシウム) 錠1包化可能であるが、硬度の低下に注意が必要である。粉砕も可能である。 ※粉砕、1包化の可否については各施設の医療担当者の裁量と判断になります。   【1包化】 苛酷試験 […]

    2017.05.18
  • 【Q】ベルソムラ錠は1包化可能か?

    【A】ベルソムラ錠は一包化すると、30日後に含量の低下はないが、硬度が大きく低下し、質量増加、崩壊性や溶出性が変化する。この理由は添加物の一つであるコポリビドンに潮解性があるためとされている。含量は低下しないが、硬度や崩 […]

    2017.03.10
  • 【Q】リンゼス錠0.25mgの粉砕や1包化は可能か?

    【A】吸湿性の点から粉砕や1包化は不可であると考えられる。 ※以下の内容を参考とし、粉砕・1包化の可否については各施設の医療担当者の裁量と判断になります。 2020年にリンゼスの錠剤が小型化され、SP包装からPTP包装に […]

    2017.02.18