【NEWS】ドローンの医薬品配送、福岡市で飛行試験開始

【MSD/アルフレッサ/エアロセンス】ドローンの医薬品配送、福岡市で飛行試験開始

http://www.yakuji.co.jp/entry54366.html

 

コメント : 国内における薬価収載品はおよそ15,000種類あるが、薬局には1,000品目から1,500品目、多くても2,000品目しか置いていない。なので、薬がなくて、急配することもある。卸にとって急配は頭を悩ませているだろう。

ドローンでの医薬品配送は卸にも薬局にもメリットがある。

 

 

【NEWS】コンビニが警戒する「ドラッグストア」の領土侵犯

コンビニが警戒する「ドラッグストア」の領土侵犯

これまで「業態が違う」として、まったく別物に見られてきたコンビニエンスストアとドラッグストア。しかし、最近では両者の商品政策やサービスが急接近、その垣根は崩れてきている

 

http://diamond.jp/articles/-/106726

 

【コメント】 : ドラッグストアとコンビニ。そして、いわゆる調剤薬局とドラッグストアの垣根も崩れてきている。ドラッグストアの処方せん枚数を調べたが、ドラッグストアの面での処方せん受け取り枚数は思った以上に多い。

 

【NEWS】風邪に抗生物質は効きません… 知識の普及に賞を新設へ

風邪に抗生物質は効きません… 知識の普及に賞を新設へ

http://www.asahi.com/articles/ASJC15S3RJC1ULBJ00Q.html

「風邪に抗菌薬は効かない」「処方された抗菌薬は飲みきる」

実際の薬局外来でも抗菌薬については何度も説明するし、患者からも同様の質問がたくさんある。

耐性菌を減らすために、適正な抗菌薬の使用が必須であるという一般市民向けの啓蒙活動は必要である。

宇宙飛行士の毛利衛さんという医療に関係のない分野の著名人がこの活動を行っていることは知らなかった。

【新薬】リクラスト点滴静注液5mg

リクラスト点滴静注液5mg

特徴

  1.  1年に1回の点滴静脈内投与のビスホスホネート製剤
  2.  世界115カ国以上で使用されている。
  3.  他剤との比較 ・ボンビバ静注1mgシリンジ 1ヶ月に1回   ・ボナロン点滴静注バッグ900μg  4週に1回

【新薬】リアルダ錠1200mg

リアルダ錠1200mg

特徴

  1.  MMTテクノロジーを用いたメサラジンの新規DDS製剤
  2.  持続的に有効成分を放出できるように設計されているため、活動期・寛解期ともに1日1回経口投与が可能
  3. 他の薬剤の違い ・アサコール錠 1日3回投与(ph依存性放出調整製剤) ・ペンタサ錠 1日1から3回投与 (時間依存性放出調整製剤)

 

MMTとはph応答性コーティングと親水性基剤と親油性基剤のマルチマトリックスが特徴

 

【新薬】ビラノア錠20mg

ビラノア錠20mg

  1. 自動車運転能に及ぼす影響はプラセボと有意な差は認めなかった。
  2. 1日1回投与で空腹時に投与。
  3. 101カ国で承認済み(2016年現在)

対象年齢は成人のみと空腹時投与と記載があることが少し使いづらい印象。

他の薬剤と比較して効果の違いがポイントとなりそう。

同時期に発売されるデザレックスとの比較もされるであろう。

【新薬】デザレックス錠5mg

2016年11月薬価収載

  1. 特徴 ロラタジン(クラリチン)の主要活性代謝物
  2. 1日1回投与で食事に関係なく服薬できる (フェキソフェナジンは空腹時に比べて食後の吸収は15%低下、ロラタジンは食前食後で変わらず)
  3. 米国、欧州など120以上の国で承認済み (2016年現在)
  4. 眠気はでない (精神運動機能及び自動車運転能力の影響はプラセボと同程度)
  5. 12歳以上に使用可能

 

既存のフェキソフェナジン(アレグラ)とロラタジン(クラリチン)との効果の違いが焦点になると思われる。

12歳以上に使用可能なこともポイントである。

【各社添付文書参考】

 

 

 

【Q】アミティーザ® カプセルは簡易懸濁法が可能か?

【A】溶解後に経管チューブを通過したため、簡易懸濁法は可能であると考えられます。しかし、懸濁後に油状の浮遊物が出現するため、注意が必要です。また、実際の臨床現場において「溶けにくい」と声があり、十分に検討する必要があります。以下、詳細を記載する。

55℃温湯 30 mL を加え、15 回ほど振とう後に静置。

10 分後、再度 15 回ほど振とうし、 カプセルの崩壊状態を観察。その後、経鼻経管チューブ通過したと報告がある。そのため簡易懸濁法は可能と考える。

(アミティーザ® カプセルの簡易懸濁法による 経鼻経管チューブを介した投与, 医療薬学, 2014, 40, 285 – 290)