販売中止


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【NEWS】パセトシンカプセル250・錠250 販売中止

パセトシン250のカプセルと錠剤の両剤形ともに販売中止となります。

販売中止時期は

・パセトシンカプセル250→2020年11月
・パセトシン錠250→2020年9月 
を予定しているとのことです。

薬価が10円前後と非常に安いことが販売中止の理由と考えられますが、明確にはされていません。パセトシンカプセル125とパセトシン細粒10%は引き続き、販売されます。

同じ先発品であるサワシリンカプセル250やサワシリン錠250に変更するか、後発品に変更することになりそうです。

【NEWS】アストフィリン配合錠 販売中止 2020年4月

アストフィリン配合錠(100錠包装、1000錠包装)が今後、販売中止となる。2020年4月に販売中止となり、経過措置期間は2021年3月末までである。

含有成分は
・ジプロフィリン100mg
・パパベリン塩酸塩10mg
・ジフェンヒドラミン塩酸塩10mg
・エフェドリン塩酸塩10mg
・ノスカピン5mg

5種類の成分が含有され、ジフェンヒドラミンによる眠気に注意が必要である。

第一世代の抗ヒスタミン薬は強い眠気により車の運転に注意が必要である。

効能又は効果/用法及び用量
下記疾患に伴う咳嗽及び気道閉塞症状
気管支喘息、喘息性気管支炎、急性気管支炎、慢性気管支炎

【NEWS】ジフラール軟膏/クリーム 販売中止 いつから?

2019年11月にステロイド塗布剤のジフラール軟膏が販売中止となります。「プロパデルム軟膏0.025%」と「プロパデルムクリーム」が販売中止になったのも記憶に新しく、ここ最近はステロイド軟膏薬の販売中止が相次いでいます。薬価が安く採算が合わなくなってきたからでしょうか。

以下に詳細を記載します。

 

販売中止はいつから?
2019年11月に販売中止の予定で、2020年3月31日まで経過措置期間となります。

 

同成分の代替薬は?
「ダイアコート軟膏0.05%」
「ダイアコートクリーム0.05%」
「ジフロラゾン酢酸エステル軟膏0.05%「YD」(後発品)」
「ジフロラゾン酢酸エステルクリーム0.05%「YD」(後発品)」

 

ジフラールのランクは?

・ジフラールは最も高いランクであるストロンゲスト(I群)に該当する。

ストロンゲスト(I群)に該当するランクは?

・同ランクにはクロベタゾールプロピオン酸エステル(デルモベート) がある。

「デルモベート軟膏0.05%」
「デルモベートクリーム0.05%」
「クロベタゾールプロピオン酸エステル軟膏」(各社 後発品)
「クロベタゾールプロピオン酸エステルクリーム」(各社 後発品)

 

 

【OTC】ケナログA口腔用軟膏(一般用)の販売中止 代替薬は?

「ケナログ A 口腔用軟膏」(一般用医薬品) が2018 年 6 月より製造販売元であるブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社から販売中止となった。以下に代替薬を記載する。

ケナログと同成分であるトリアムシノロンアセトニド含有のOTC薬(一般用医薬品)
【指定第2類医薬品】アフタガード (佐藤製薬株式会社)
【指定第2類医薬品】口内炎軟膏大正クイックケア (大正製薬株式会社)
【指定第2類医薬品】オルテクサー口腔用軟膏 (福地製薬株式会社)
【指定第2類医薬品】オノフェ口内炎軟膏 (万協製薬株式会社)
【指定第2類医薬品】オロファニック口腔用軟膏 (協和薬品工業株式会社)
【指定第2類医薬品】トラフル軟膏PROクイック (第一三共ヘルスケア)
【指定第2類医薬品】ヒフール口内炎軟膏 (万協製薬株式会社)
【指定第2類医薬品】クリアガード口腔用軟膏 (福地製薬株式会社)
【指定第2類医薬品】ラウマー口内炎軟膏 ( 万協製薬株式会社)

トリアムシノロンアセトニド以外のステロイド含有のOTC薬
【指定第2類医薬品】デンタルピルクリーム (プレドニゾロン含有) (森下仁丹株式会社)

アフタガード (佐藤製薬株式会社)
口内炎軟膏大正クイックケア
(大正製薬株式会社)
オルテクサー口腔用軟膏 (福地製薬株式会社)
デンタルピルクリーム (プレドニゾロン含有)
(森下仁丹株式会社)

【NEWS】スローケー錠 600mg 販売中止 代替薬は?

2018年10月、スローケー錠600mgが販売中止となることが決定された。

2019年1月末以降、在庫がなくなり次第終了である。

経過措置期間は2020年3月末である。

以下に代替品を記載する。

  1. ケーサプライ錠600mg ‥【スローケー錠600mgの後発品】
  2. グルコンサンK錠5mEq / グルコンサンK錠2.5mEq / グルコンサンK細粒4mEq/g
  3. アスパラカリウム錠300mg / アスパラカリウム散50% 【後発品はアスケート錠30mg】
  4. 塩化カリウム「日医工」など各社 (塩化カリウム粉末)

 

カリウム製剤は無機カリウム製剤である塩化カリウム有機酸カリウム製剤であるL-アスパラギン酸カリウムやグルコン酸カリウムの二つに分類される。

代謝性アルカローシス合併の低カリウム血症の場合、Clイオンが低下しているため、無機カリウム製剤であるKCl (スローケー、塩化カリウム) などが適切と考えられる。
一方で、代謝性アシドーシスの場合は、体内でHCO3イオンとなる有機酸カリウム製剤 (グルコンサンK、アスパラカリウムなど) が適切であると考えられる。

無機カリウム、有機カリウムなど製剤の違いによってカリウムの吸収が異なるため、以下を参考として、代替薬の切り替えが必要と考えられる。

 

スローケー錠600mg (塩化カリウム) ‥ 1錠中にカリウムとして8mEq含有  4錠 (32mEq) を分2

グルコンサンK錠5mEq (グルコン酸カリウム) 1錠中にカリウムとして 5mEq含有  6錠〜8錠 (30〜40mEq)を分3〜4

グルコンサンK錠2.5mEq(グルコン酸カリウム) ‥ 1錠中にカリウムとして2.5mEq含有  12錠〜16錠 (30〜40mEq)を分3〜4

グルコンサンK細粒 4mEq/g  (グルコン酸カリウム) ‥ 1g中カリウムとして4mEq含有     7.5g〜10g (30〜40mEq)を分3〜4

アスパラカリウム錠300mg (L-アスパラギン酸カリウム)  1錠中にカリウムとして1.8mEq含有  3~9錠 (5.4〜16.2mEq)を分3   MAX 1回10錠まで増量可能

アスパラカリウム散50% (L-アスパラギン酸カリウム) ‥ 1g中カリウムとして2.9mEq含有    1.8g~5.4g (5.22〜15.66mEq)を分3  MAX 1回6gまで増量可能

塩化カリウム「日医工」(塩化カリウム粉末) 1g中カリウムとして13.4mEq含有  2〜10g (26.8〜134mEq) 数回に分割

 

スローケー錠600mg
通常成人は1回2錠を1日2回、食後経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。
・1錠中塩化カリウム (日局) 600mg (カリウムとして8mEq)

 

グルコンサンK錠5mEq
1回カリウム10mEq相当量を1日3~4回経口投与。症状により適宜増減する。
・カリウム含量  5mEq相当量 / 1錠中
・グルコン酸カリウム含量  1,170mg / 1錠中

グルコンサンK錠2.5mEq
1回カリウム10mEq相当量を1日3~4回経口投与。症状により適宜増減する。
・カリウム含量 2.5mEq相当量 / 1錠中
・グルコン酸カリウム含量 585mg/1錠中

グルコンサンK細粒4mEq/g
1回カリウム10mEq相当量を1日3~4回経口投与。症状により適宜増減する。
・カリウム含量  4mEq相当量 / 1g中
・グルコン酸カリウム含量  937mg / 1g中

 

アスパラカリウム錠300mg / アスパラカリウム散50%
L-アスパラギン酸カリウムとして、通常成人1日0.9~2.7g (錠:3~9錠、散:1.8~5.4g) を3回に分割経口投与する。
なお、症状により1回3g (錠:10錠、散:6g) まで増量できる。
・L-アスパラギン酸カリウム 1錠中 300mg (K+:1.8mEq)
・L-アスパラギン酸カリウム 1g中 500mg (K+:2.9mEq)

塩化カリウム「日医工」
塩化カリウムとして,通常成人1日2~10gを数回に分割し、多量の水とともに経口投与する。
・1g中 日本薬局方‌塩化カリウム1g (カリウムとして13.4mEq) 含有。

(各社 : 添付文書より)

 

 

 

【NEWS】サンメール内用液5%販売中止

【内容】サンメール内用液が販売中止となる。販売会社はサンド株式会社。

在庫がなくなる予定時期は2018年12月である。経過措置期間は2019年3月末までである。

代替品は先発品のアルロイドG内用液5% (カイゲンファーマ株式会社) のみとなる。

 

効能又は効果

下記疾患における止血及び自覚症状の改善
・胃・十二指腸潰瘍、びらん性胃炎
・逆流性食道炎における自覚症状の改善
・胃生検の出血時の止血

用法及び用量

胃・十二指腸潰瘍及びびらん性胃炎における止血及び自覚症状の改善並びに逆流性食道炎における自覚症状の改善には、アルギン酸ナトリウムとして、通常1回1~3g(本剤20~60mL)を1日3~4回、空腹時に経口投与する。経口投与が不可能な場合には、ゾンデで経鼻的に投与する。
胃生検の出血時の止血には、アルギン酸ナトリウムとして、通常1回0.5~1.5g(本剤10~30mL)を経内視鏡的に投与するか、1回1.5g(本剤30mL)を経口投与する。なお、いずれの場合も、年齢、症状により適宜増減する。

(サンメール内用液 添付文書より)

【Q】ロヒプノール錠の販売中止理由と時期は?

【A】フルニトラゼパム製剤として同一剤形・同一規格製品である「サイレース錠」に1本化を行うため、ロヒプノール錠が中止となる。

販売中止時期は2018年8月、経過措置期間は2019年3月までの予定である。(2017年10月現在)

(エーザイ株式会社より)