リベルサス


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【Q】リベルサス錠とDPP-4阻害薬の併用について

リベルサス錠とDPP-4阻害薬はいずれもGLP-1受容体を介した血糖降下作用のため、保険審査上においても、認められていないと考えられる。DPP-4阻害薬を服薬している患者にリベルサス錠が開始となった場合はDPP-4阻害薬を中止する必要がある。DPP-4阻害薬を含む配合剤はうっかり抜き忘れることがあるため注意が必要である。

「本剤とDPP-4阻害剤はいずれもGLP-1受容体を介した血糖降下作用を有している。両剤を併用した際の臨床試験成績はなく、有効性及び安全性は確認されていない。」 
(リベルサス錠 添付文書より)

 

DPP-4阻害薬
イニシンク配合錠, エクア錠, エクメット配合錠, オングリザ錠, カナリア配合錠, グラクティブ錠, ザファテック錠, ジャヌビア錠, スージャヌ配合錠, スイニー錠100mg, テネリア錠, トラゼンタ錠, トラディアンス配合錠, ネシーナ錠, マリゼブ錠, メトアナ配合錠, リオベル配合錠, ルセフィ錠

【NEWS】リベルサス錠 (経口GLP-1)の特徴は?まとめ

  • 適応 : 2型糖尿病
  • 経口GLP-1受容体作動薬
  • 成分 : セマグルチド
  • 1日1回3mgから開始→4週間以上投与した後、1日1回7mgに増量。
  • 1日1回7mgを4週間以上投与しても効果不十分な場合には、1日1回14mgに増量可能
  • 規格 : 3mg、7mg、14mgの3種類
  • 吸湿性が高く、光に弱く、粉砕は不可。1包化も不可
  • すべての規格において、錠剤の大きさや色は同じ。刻印は異なる。
  • PTPシートで防湿しているため、ミシン目以外の場所で切り離さすことは不可
  • 胃が空っぽの状態で服薬しないと吸収が大きく低下する。1日のうちの最初の食事かつ飲水の前に、空腹状態で約120mL以下の水で服薬する。飲食や他の薬剤の服薬は不可。
  • 胃で吸収されるため、腎機能障害、肝機能障害、65歳以上の高齢者でも減量する必要がない。
  • 体重は減少する。
  • 副作用‥便秘、下痢など消化器症状

Q . なぜ厳密な服薬タイミングが設定されているか?
リベルサス錠は添加物である吸収促進剤のSNAC (サルカプロザートNa)により、胃における分解を阻止し、成分の吸収を促進できるようになった。
リベルサス錠は吸収がもともと難しい薬剤かつ胃からのみ吸収であるため、食事の影響はうけやすい。

Q. リベルサス錠14mgを投与する場合は7mgを2錠がダメな理由は?
吸収促進剤のSNAC の量が規格の用量に応じた量が含まれてるため、吸収が変化する可能性があるため。