【NEWS】リベルサス錠 (経口GLP-1)の特徴は?まとめ

  • 適応 : 2型糖尿病
  • 経口GLP-1受容体作動薬
  • 成分 : セマグルチド
  • 1日1回3mgから開始→4週間以上投与した後、1日1回7mgに増量。
  • 1日1回7mgを4週間以上投与しても効果不十分な場合には、1日1回14mgに増量可能
  • 規格 : 3mg、7mg、14mgの3種類
  • 吸湿性が高く、光に弱く、粉砕は不可。1包化も不可
  • すべての規格において、錠剤の大きさや色は同じ。刻印は異なる。
  • PTPシートで防湿しているため、ミシン目以外の場所で切り離さすことは不可
  • 胃が空っぽの状態で服薬しないと吸収が大きく低下する。1日のうちの最初の食事かつ飲水の前に、空腹状態で約120mL以下の水で服薬する。飲食や他の薬剤の服薬は不可。
  • 胃で吸収されるため、腎機能障害、肝機能障害、65歳以上の高齢者でも減量する必要がない。
  • 体重は減少する。
  • 副作用‥便秘、下痢など消化器症状

Q . なぜ厳密な服薬タイミングが設定されているか?
リベルサス錠は添加物である吸収促進剤のSNAC (サルカプロザートNa)により、胃における分解を阻止し、成分の吸収を促進できるようになった。
リベルサス錠は吸収がもともと難しい薬剤かつ胃からのみ吸収であるため、食事の影響はうけやすい。

Q. リベルサス錠14mgを投与する場合は7mgを2錠がダメな理由は?
吸収促進剤のSNAC の量が規格の用量に応じた量が含まれてるため、吸収が変化する可能性があるため。

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