A. モビコールHD 13.7046g、モビコールLD 6.8523gであり、四捨五入をするとそれぞれ13.7g、6.9gとなるためである。
・モビコールHDは2022年5月20日に発売
・HD製剤は既存のLD製剤と比べて2倍量が1包に含有
・メリット‥LD2包と比較して、HD1包の薬価が若干安いことと開封などの煩わしさが少なくなる
・デメリット‥服薬包数が微調整できなくなる。切り替え時には包数の誤服薬に注意が必要。
A. モビコールHD 13.7046g、モビコールLD 6.8523gであり、四捨五入をするとそれぞれ13.7g、6.9gとなるためである。
・モビコールHDは2022年5月20日に発売
・HD製剤は既存のLD製剤と比べて2倍量が1包に含有
・メリット‥LD2包と比較して、HD1包の薬価が若干安いことと開封などの煩わしさが少なくなる
・デメリット‥服薬包数が微調整できなくなる。切り替え時には包数の誤服薬に注意が必要。
モビコール配合内用剤からモビコール配合内用剤LDに名称が変更される。
モビコール配合内用剤LDの出荷予定時期は2021年3月中旬。
モビコール配合内用剤の経過措置は2021年9月30日までである。(2021年5月時点)
【A】モビコール配合内用剤の安定性については以下の通りである。
開封後(粉末の状態)は
【75%RH未満)】であれば7日間安定する。【高湿度条件(75%RH以上)であれば7日間で吸湿率9.44%となる】
溶解後は
7日間安定である。
【5℃ 、ポリエチレン容器】 の条件→7日間変化なし
【25℃、60%RH ポリエチレン容器 】の条件→7日間変化なし
(モビコール配合内用剤 インタビューフォーム )「やむを得ず保存する必要がある場合は、冷蔵庫に保存し、できるかぎり速やかに服用すること。」
(モビコール配合内用剤 インタビューフォーム )
開封後(粉末の状態)の吸湿性
本品約1 gを精密に量り、はかり瓶に入れて、各塩の飽和溶液で湿度を調整したデシケータ中に7 日間保存し(25℃)、試験を行った。その結果、75%RH 以上で高い吸湿性を示した。43%RH 吸湿率0.22%
53%RH 吸湿率0.40%
69%RH 吸湿率1.30%
75%RH 吸湿率9.44%
84%RH 吸湿率25.54%(モビコール配合内用剤 インタビューフォーム )
【A】モビコール配合内用剤は2019年11月末日までは1回14日分が限度である。
2019年12月1日から長期投与可能である。
薬価収載と販売開始は2018年11月である。
添付文書にも以下の記載がある。
長期投与医薬品に関する情報
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号 (平成18年3月6日付) に基づき、2019年11月末日までは、投薬期間は1回14日分を限度とされている。
【内容】2018年9月にモビコール配合内用剤の製造販売が承認された。2歳以上から使用可能な便秘改善薬である。欧州を中心に海外では多く使用されているが、日本では未承認であった。英国のNICEガイドラインでは小児便秘症に対して第一選択薬である。
【追記】2018年11月29日より販売開始
特徴のまとめ
成分
マクロゴール4000 6.5625g 塩化ナトリウム 0.1754g 炭酸水素ナトリウム 0.0893g 塩化カリウム 0.0251g
適応
慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)
用法
通常、2 歳以上7 歳未満の幼児には初回用量として 1 回1 包を1 日1 回経口投与する。以降、症状に応じて 適宜増減し、1 日1 ~ 3 回経口投与、最大投与量は 1 日量として4 包まで( 1 回量として2 包まで)とする。ただし、増量は2 日以上の間隔をあけて行い、増量幅は1 日量として1 包までとする。
通常、7 歳以上12歳未満の小児には初回用量として 1 回2 包を1 日1 回経口投与する。以降、症状に応じて 適宜増減し、1 日1 ~ 3 回経口投与、最大投与量は 1 日量として4 包まで( 1 回量として2 包まで)とする。ただし、増量は2 日以上の間隔をあけて行い、増量幅は1 日量として1 包までとする。
通常、成人及び12歳以上の小児には初回用量として 1 回2 包を1 日1 回経口投与する。以降、症状に応じて 適宜増減し、1 日1 ~ 3 回経口投与、最大投与量は 1 日量として6 包まで( 1 回量として4 包まで)とする。ただし、増量は2 日以上の間隔をあけて行い、増量幅は1 日量として2 包までとする。
(モビコール配合内用剤 添付文書より)