アミティーザ


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【NEWS】アミティーザカプセル12μg 製造販売承認 2018年9月

【内容】アミティーザカプセル24μgに新規格であるアミティーザカプセル12μgが追加されることとなった。発売日は未定。

アミティーザカプセルは半割することができないため、減量などの用量調節が不可であった。アミティーザカプセル使用後に下痢症状となるケースも見られるため (私見) 、今回の新規格発売により用量調節できることは非常に有用であると考えられる。

以下のように、リンゼス錠やグーフィス錠は便通の症状により減量可能な規格設定であった。

 

リンゼス錠0.25mg
通常、成人にはリナクロチドとして0.5mgを1日1回、食前に経口投与する。なお、症状により0.25mgに減量する。

 

グーフィス錠5mg
通常、成人にはエロビキシバットとして10mgを1日1回食前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、最高用量は1日15mgとする。

 

 

 

【Q】アミティーザ® カプセルは簡易懸濁法が可能か?

【A】溶解後に経管チューブを通過したため、簡易懸濁法は可能であると考えられます。しかし、懸濁後に油状の浮遊物が出現するため、注意が必要です。また、実際の臨床現場において「溶けにくい」と声があり、十分に検討する必要があります。以下、詳細を記載する。

55℃温湯 30 mL を加え、15 回ほど振とう後に静置。

10 分後、再度 15 回ほど振とうし、 カプセルの崩壊状態を観察。その後、経鼻経管チューブ通過したと報告がある。そのため簡易懸濁法は可能と考える。

(アミティーザ® カプセルの簡易懸濁法による 経鼻経管チューブを介した投与, 医療薬学, 2014, 40, 285 – 290)