ストラテラ

 

【Q】ストラテラ内用液0.4%の開封後の使用期限は?

【A】ストラテラ内用液0.4%開封後の使用期限は90日までである。(日本イーライリリー株式会社 問い合わせ窓口)

後発品であるアトモキセチン内用液0.4%「トーワ」の使用期限も同様に90日までである。先発品と同じように設定。(東和薬品株式会社 問い合わせ窓口)

<開封後の使用期限>
瓶包装品のまま患者さんに交付する場合、開封後の使用期限は45日です。開封後45日を経過した製品を患者さんが服用しないよう指導してください。
(日本イーライリリー株式会社 製品Q&A)

→開封後の使用期限は90日まであるのに対して、患者交付後の使用期限は45日までである。

例えば、
・薬局で開封30日後に調剤、患者に渡した場合は、使用期限は45日と伝える。
・薬局で開封60日後に調剤、患者に渡した場合は、使用期限は30日と伝える。

→薬局で開封後は90日間安定であるのに対して、患者交付後に45日間安定と日数が短くなるのは、専用ピペットが新品のものか、否かであるか(患児に直接ピペットをくわえさせるため)で異なるためと考えられる。

インタビューフォームには、【ストラテラ内用液の開封後の安定性】については記載がない。

『コメント』
【1日2回(1回4ml) 90日分】の処方であれば、一度に720mlを渡すことになる。ストラテラは1瓶100mlなので、7瓶+20mlとなる。20mlを小分けの瓶に入れて渡すが、80ml残ってしまう。次回来局するのは90日後なので、安定性の点から80mlは捨てることになる。ADHD患者が多く来局するような薬局であればいいが、大きな経済的ロスとなる。

ストラテラ内用液0.4%が小分け瓶で調剤する理由が以下の様に記載されています。

・大量誤飲防止:お子様には開けにくい安全キャップ、および、ストラテラ内用液専用のアダプター
・服用量の正確な計量:専用ピペット
・製品の安定性の保持:褐色ガラス瓶、密閉性のあるキャップ (他の容器に小分けした場合、光への曝露や水分の損失により製品品質が変化する可能性がある)
(日本イーライリリー株式会社 製品Q&A)

-PR-

【Q】ADHDの薬物療法は?

【A】コンサータ錠やストラテラカプセルが治療薬として挙げられる。

コンサータ錠1日1回朝に服薬

18mg/日→27mg/日→36mg/日→54mg/日 と増量していく。

効果の発現が早く、12時間作用することが特徴である。

薬価が高いことが難点。

 

以下、コンサータ添付文書より

 18歳未満の患者:

通常、18歳未満の患者にはメチルフェニデート塩酸塩として18mgを初回用量、18~45mgを維持用量として、1日1回朝経口投与する。増量が必要な場合は、1週間以上の間隔をあけて1日用量として9mg又は18mgの増量を行う。なお、症状により適宜増減する。ただし、1日用量は54mgを超えないこと。

18歳以上の患者:

通常、18歳以上の患者にはメチルフェニデート塩酸塩として18mgを初回用量として、1日1回朝経口投与する。増量が必要な場合は、1週間以上の間隔をあけて1日用量として9mg又は18mgの増量を行う。なお、症状により適宜増減する。ただし、1日用量は72mgを超えないこと。

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/800155_1179009G1022_1_13.pdf

 

ストラテラカプセル /内用液

1日2回服薬。4週間程度で効果がでる。

0.5→0.8→1.2mg〜1.8mg/kg/日維持

以下、ストラテラ添付文書より

1. *18歳未満の患者

通常、18歳未満の患者には、アトモキセチンとして1日0.5mg/kgより開始し、その後1日0.8mg/kgとし、さらに1日1.2mg/kgまで増量した後、1日1.2~1.8mg/kgで維持する。
ただし、増量は1週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は1.8mg/kg又は120mgのいずれか少ない量を超えないこと。

2. *18歳以上の患者

-PR-

通常、18歳以上の患者には、アトモキセチンとして1日40mgより開始し、その後1日80mgまで増量した後、1日80~120mgで維持する。
ただし、1日80mgまでの増量は1週間以上、その後の増量は2週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日1回又は1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は120mgを超えないこと。
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/530471_1179050M1023_1_15.pdf