インフルエンザ

 

【Q】抗インフルエンザ薬の予防投与の用法・用量は?

【A】現在発売されている抗インフルエンザ薬の予防投薬の用量について以下にまとめた。ゾフルーザ錠に関しては現在は予防投与の適応は通っていない。(2019年1月現在)

タミフルカプセル75、オセルタミビルカプセル「サワイ」(予防投与)
成人‥1回75mgを1日1回、7~10日間経口投与 
体重37.5kg以上の小児‥1回75mgを1日1回、10日間経口投与

 

タミフルドライシロップ3%(予防投与)
成人‥1回75mgを1日1回、7~10日間経口投与
幼小児‥2mg/kg(ドライシロップ剤として66.7mg/kg) 1日1回、10日間経口投与。1回最高用量はオセルタミビルとして75mg。

 

イナビル吸入粉末剤20mg(予防投与)
成人‥40mg (イナビル2本分)を単回吸入投与 or 20mg(イナビル1本分)を1日1回、2日間吸入投与
小児:10歳未満の場合、20mg(イナビル1本分)を単回吸入投与する。
10歳以上の場合、40mg (イナビル2本分)を単回吸入投与 or 20mg(イナビル1本分)を1日1回、2日間吸入投与

 

リレンザ(予防投与)
成人も小児も用量は変わらない。
成人及び小児には、ザナミビルとして1回10mg(5mgブリスターを2ブリスター)を、1日1回、10日間、専用の吸入器を用いて吸入

 

【タミフルカプセル75、オセルタミビルカプセル「サワイ」
予防に用いる場合 
(1) 成人
通常、オセルタミビルとして1回75mgを1日1回、7~10日間経口投与する。 (2)(2) 体重37.5kg以上の小児
通常、オセルタミビルとして1回75mgを1日1回、10日間経 口投与する。

【タミフルドライシロップ3%
予防に用いる場合
(1) 成人
通常、オセルタミビルとして1回75mgを1日1回、7~10日間、用時懸濁して経口投与する。
(2) 小児
通常、オセルタミビルとして以下の1回用量を1日1回、10日間、用時懸濁して経口投与する。ただし、1回最高用量はオセルタミビルとして75mgとする。
幼小児の場合
2mg/kg(ドライシロップ剤として66.7mg/kg)

・インフルエンザウイルス感染症患者に接触後2日以内に投与を開始すること(接触後48時間経過後に投与を開始した場合における有効性を裏付けるデータは得られていない)。
・インフルエンザウイルス感染症に対する予防効果は、本剤を連続して服用している期間のみ持続する。

【イナビル吸入粉末剤20mg
予防に用いる場合
成人:ラニナミビルオクタン酸エステルとして40mgを単回吸入投与する。また、20mgを1日1回、2日間吸入投与することもできる。

小児: 10歳未満の場合、ラニナミビルオクタン酸エステルとして20mgを単回吸入投与する。
10歳以上の場合、ラニナミビルオクタン酸エステルとして40mgを単回吸入投与する。また、20mgを1日1回、2日間吸入投与することもできる。

【リレンザ
予防に用いる場合
通常、成人及び小児には、ザナミビルとして1回10mg(5mgブリスターを2ブリスター)を、1日1回、10日間、専用の吸入器を用いて吸入

(参考 : 各社添付文書)








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【NEWS】ゾフルーザ顆粒2%分包 製造販売承認取得 2018年9月




2018年9月、ゾフルーザ顆粒2%分包の製造販売が承認された。適応は成人12歳以上の小児12歳未満の体重20kg以上の小児のみとなっている。体重20kg未満であればゾフルーザ顆粒2%分包の使用は不可であり、顆粒製剤のメリットである乳児に対する使用はできない。やや使いづらいと考える。今後、乳児にも使用できるように適応が追加されると予想される。
この理由としてゾフルーザ錠20mg 1 錠と顆粒1gの生物学的同等性試験を健康成人に対して行なっており、乳児の有効性が確立されなかったことが要因と考えられる。ゾフルーザ顆粒を今冬に間に合わせるために生物学的同等性試験のみとなったのであろう。(2018年10月時点)

 

既存のゾフルーザ錠の用法に追加された項目は以下の通りとなっている。

【成人および12歳以上の小児】
ゾフルーザ顆粒2%分包を1回4包を単回経口投与

【12歳未満の患者】
40kg以上 顆粒1回4包

20kg以上40kg未満 顆粒1回2包

 

 

生物学的同等性
健康成人においてゾフルーザ錠20mgを1 錠又は顆粒を1g (バロキサビル マルボキシルとして20mg)をクロス オーバー法にて空腹時に単回経口投与し,薬物動態を比 較したときのバロキサビル マルボキシル活性体の薬物 動態パラメータを表 4 に示す。Cmax 及び AUC の対数の 平均値の差について 90%信頼区間法にて統計解析を行っ た結果,log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり,両剤の生物 学的同等性が確認された 

 

【規格】
ゾフルーザ顆粒 2%分包:SP10 包(0.5g×10 包)