【A】溶解後に経管チューブを通過したため、簡易懸濁法は可能であると考えられます。しかし、懸濁後に油状の浮遊物が出現するため、注意が必要です。また、実際の臨床現場において「溶けにくい」と声があり、十分に検討する必要があります。以下、詳細を記載する。
55℃温湯 30 mL を加え、15 回ほど振とう後に静置。
10 分後、再度 15 回ほど振とうし、 カプセルの崩壊状態を観察。その後、経鼻経管チューブ通過したと報告がある。そのため簡易懸濁法は可能と考える。
(アミティーザ® カプセルの簡易懸濁法による 経鼻経管チューブを介した投与, 医療薬学, 2014, 40, 285 – 290)
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