【Q】イスツリサ錠の処方日数の投与制限は?

【A】イスツリサ錠1mg・5mgは新医薬品の処方日数制限により2022年5月末日までは1回14日分が限度である。2022年6月1日から長期投与可能である。

薬価基準収載年月は2021年5月19日である。

効能又は効果
クッシング症候群(外科的処置で効果が不十分又は施行が困難な場合)

用法及び用量
通常、成人にはオシロドロスタットとして1回1mgを1日2回経口投与から開始するが、開始用量は患者の状態に応じて適宜減量する。その後は、患者の状態に応じて適宜増減するが、最高用量は1回30mgを1日2回とする。
(イスツリサ錠1mg・5mg 添付文書)

【Q】マスーレッド錠の処方日数の投与制限は?

【A】マスーレッド錠5mg・12.5mg・25mg・75mgは新医薬品の処方日数制限により2022年4月末日までは1回14日分が限度である。2022年5月1日から長期投与可能である。

保険給付上の注意
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号(平成18年3月6日付)に基づき、2022年4月末日までは、投薬は1回14日分を限度とされています。(マスーレッド錠5mg・12.5mg・25mg・75mg 添付文書)

効能又は効果
腎性貧血

用法及び用量
〈保存期慢性腎臓病患者〉
赤血球造血刺激因子製剤で未治療の場合通常、成人にはモリデュスタットとして1回25mgを開始用量とし、1日1回食後に経口投与する。以後は、患者の状態に応じて投与量を適宜増減するが、最高用量は1回200mgとする。

赤血球造血刺激因子製剤から切り替える場合
通常、成人にはモリデュスタットとして1回25mg又は50mgを開始用量とし、1日1回食後に経口投与する。以後は、患者の状態に応じて投与量を適宜増減するが、最高用量は1回200mgとする。

〈透析患者〉
通常、成人にはモリデュスタットとして1回75mgを開始用量とし、1日1回食後に経口投与する。以後は、患者の状態に応じて投与量を適宜増減するが、最高用量は1回200mgとする。

【Q】カルケンスカプセルの処方日数の投与制限は?

【A】カルケンスカプセル100mgは新医薬品の処方日数制限により2022年4月末日までは1回14日分が限度である。2022年5月1日から長期投与可能である。

保険給付上の注意
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号(平成18年3月6日付)に基づき、2022年4月末日まで、投薬期間は1回14日分を限度とされています。(カルケンスカプセル100mg 添付文書)

効能又は効果
再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)

用法及び用量
通常、成人にはアカラブルチニブとして1回100mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

【Q】オラデオカプセルの処方日数の投与制限は?

【A】オラデオカプセル150mgは新医薬品の処方日数制限により2022年4月末日までは1回14日分が限度である。2022年5月1日から長期投与可能である。

 

保険給付上の注意
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第97号(平成20年3月19日付,平成18年厚生労働省告示第107号一部改正)に基づき、2022年4月末日までは、投薬は1回14日分を限度とされています。

用法及び用量
通常、成人及び12歳以上の小児には、ベロトラルスタットとして150mg(1カプセル)を1日1回経口投与する。

【Q】アルンブリグ錠の処方日数の投与制限は?

【A】アルンブリグ錠30mg・90mgは新医薬品の処方日数制限により2022年4月末日までは1回14日分が限度である。2022年5月1日から長期投与可能である。

保険給付上の注意
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号(平成18年3月6日付)に基づき、2022年4月末日までは、1回14日分を限度とした投薬しか認められない。(アルンブリグ錠30mg・90mg 添付文書)

用法及び用量
通常、成人にはブリグチニブとして、1日1回90mgを7日間経口投与する。その後、1日1回180mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

【Q】エドルミズ錠の処方日数の投与制限は?

【A】エドルミズ錠50mgは新医薬品の処方日数制限により2022年4月末日までは1回14日分が限度である。2022年5月1日から長期投与可能である。薬価基準収載年月は2021年4月である。

長期投与医薬品に関する情報
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第97号(平成20年3月19日付)に基づき、2022年4月末日までは、投薬は1回14日分を限度とされています。(エドルミズ錠50mg 添付文書)

用法及び用量
通常、成人にはアナモレリン塩酸塩として100mgを1日1回、空腹時に経口投与する。

【Q】ヒューマログミリオペンからルムジェブ注への切り替えは?ノボラピッド注からの切り替えは?

ヒューマログ注やノボラピッド注などの他のインスリン製剤からルムジェブ注へ切り替える際は同じ単位数を目安とする。

ただし、「食事開始前の2分以内の投与」や「食事開始から20分以内の投与」に使用タイミングが変わることに注意が必要である。

【Q】ルムジェブ注の特徴は? 簡潔なまとめ

【Q】ルムジェブ注ミリオペンとルムジェブ注ミリオペンHDの違いは?

  • ルムジェブ注ミリオペン‥ 1単位刻み、1度に60単位まで
  • ルムジェブ注ミリオペンHD‥0.5単位刻み、1度に30単位まで

ルムジェブ注ミリオペン ダイアル‥紺色 本体‥ライトカーキ色
ルムジェブ注ミリオペンHD ダイアル‥薄だいだい色  本体‥ライトカーキ色

通常、成人では1 回2~20単位を毎食事開始時に皮下注射するが、必要な場合は食事開始後の投与とすることもできる。ときに投与回数を増やしたり、持続型インスリン製剤と併用したりすることがある。 投与量は、患者の症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、持続型インスリン製剤の投与量を含めた維持量としては通常1日4~100単位である。
(ルムジェブ注 添付文書)

【Q】ルムジェブ注の特徴は? 簡潔なまとめ

【A】ルムジェブ注の特徴を簡潔にまとめた。

  • ヒューマログ注 (超速効型インスリン製剤) より作用発現が早く、持続時間が短い (13分程早い ※注)
  • ルムジェブ注は「食事開始前の2分以内」もしくは「食事開始から20分以内)」の投与。 ヒューマログ注は「食直前(15分以内)」の投与。
  • 他のインスリン製剤(ヒューマログ注やノボラピッド注など)からルムジェブへ切り替える際は同じ単位数を目安とする
  • ルムジェブ注はヒューマログミリオペンと成分は同じ(インスリン リスプロ)である。ルムジェブ注は添加物である「クエン酸」と「トレプロスチニル」を含有させ、吸収を早めた製剤である。
  • クエン酸‥局所での血管透過性を亢進    
  • トレプロスチニル‥局所の血管を拡張
  • ルムジェブ注ミリオペン‥ 1単位刻み、1度に60単位まで
  • ルムジェブ注ミリオペンHD‥0.5単位刻み、1度に30単位まで
  • 空打ち2単位

※注 ルムジェブの最高濃度の50%に達する時間(Early 50%Tmax)はヒューマログに比べ13分短縮したと報告あり

ルムジェブ15単位 VS ヒューマログ15単位
・最高濃度の50%に達する時間‥ルムジェブの方が13分早い
AUC0-15min ルムジェブ4.8倍 >ヒューマログ
AUC0-30min   ルムジェブ2.4倍 >ヒューマログ
Tmax  ルムジェブ47分  < ヒューマログ59分
・半減期(変動係数%)  ルムジェブ35分(31%)  < ヒューマログ49分(33%)
(ルムジェブ IF・審査報告書・申請資料)

 

【Q】デエビゴ錠は1包化可能か?

【A】以下の安定性試験の結果から、デエビゴ錠のいずれの規格においても、1包化は可能と考えられる。

デエビゴ錠 2.5mg, 5mg, 10mg
製剤の各種条件下における安定性

【無包装・40°C・75%RH】の条件
12ヵ月‥外観、類縁物質、溶出性、含量のいずれの試験においても変化がなかった。
光についても安定
(デエビゴ錠 2.5mg, 5mg, 10mg インタビューフォーム)

【Q】ベルソムラ錠は1包化可能か?