【Q】ユリス錠の特徴とは?簡潔なまとめ

【A】

  • URAT阻害をすることで尿酸の再吸収を抑制し、尿酸の排泄を促進させる薬剤
  • ユリノーム (ベンズブロマロン)、プロベネシド の改良薬
  • 腎臓の近位尿細管において尿酸輸送は、再吸収は【URAT1】、分泌は【ABCG2、OAT1、OAT3】が関与している。腸管は、尿酸は【ABCG2】を介して糞中に分泌。
  • ユリス錠(ドチヌラド)はURAT1選択制が高い。【ABCG2、OAT1、OAT3】は阻害しない。
  • 尿の酸性化により尿路結石に注意が必要。 予防として、水分摂取する。
  • 適応 痛風、高尿酸血症
  • 1日0.5mgより開始。徐々に増量して、1日1回2mgが維持量。maxは1日1回4mg。【開始 0.5mg (1日1回)→2週間以内に1mg (1日1回)→1日1回6週間以内に2mg(1日1回)】
  • 増量理由は、尿酸値の急激な低下により痛風発作が誘発される可能性があるため。
  • 痛風発作発現時に尿酸値を低下させると、痛風発作を増悪させる可能性がある。症状が治るまで開始しない

【Q】カボメティクス錠の処方日数の投与制限は?

【A】カボメティクス錠20mg,60mgは2021年5月末日までは1回14日分が限度である。2021年6月1日から長期投与可能である。

製造販売承認年月日:2020年3月25日
薬価基準収載年月日:2020年5月20日
販売開始年月日:2020年5月22日

保険給付上の注意
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号(平成18年3 月6 日付)に基づき、2021年5 月末日までは、1 回14日分を限度とした投薬しか認められない。

【Q】ノクサフィル錠の処方日数の投与制限は?

【A】ノクサフィル錠100mgは2021年4月末日までは1回14日分が限度である。
2021年5月1日から長期投与可能である。

製造販売承認年月日:2020年1月23日
薬価基準収載年月日:2020年4月22日
販売開始年月日:2020年4月24日

保険給付上の注意
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号(平成18年3月6日付、一部改正)に基づき、2021年4月末日までは、投薬は1回14日分を限度とされている。

【Q】ニュベクオ錠の処方日数の投与制限は?

【A】ニュベクオ錠300mgは2021年4月末日までは1回14日分が限度である。2021年5月1日から長期投与可能である。

製造販売承認年月日: 2020年1月23日
薬価基準収載年月日: 2020年4月22日

保険給付上の注意
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号(平成18年3月6日付)に基づき、2021年4月末日までは、投薬は1回14日分を限度とされています。

【Q】ユリス錠の処方日数の投与制限は?

【A】ユリス錠0.5mg,1mg,2mgは2021年4月末日までは1回14日分が限度である。
2021年5月1日から長期投与可能である。

製造販売承認年月日:2020年1月23日
薬価基準収載年月日:2020年4月22日
販売開始年月日:2020年5月25日

保険給付上の注意
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号(平成18年3月6日付)に基づき、2021年4月末日までは、投薬は1回14日分を限度とされている。(添付文書)

【Q】デエビゴ錠の処方日数の投与制限は?

【A】デエビゴ錠2.5mg,5mg,10mgは2021年4月末日までは1回14日分が限度である。
2021年5月1日から長期投与可能である。

製造販売承認年月日:2020年1月23日
薬価基準収載年月日:2020年4月22日

投薬期間制限医薬品に関する情報
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号(平成 18年3月6日付)に基づき、2021年4月末日までは、投薬期間は1回14日分を限度とされています。(添付文書)

【Q】ラツーダ錠の処方日数の投与制限は?

【A】ラツーダ錠20mg, 40mg, 60mg, 80mgは2021年5月末日までは1回14日分が限度である。
2021年6月1日から長期投与可能である。

薬価基準収載年月日:2020年5月20日

本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第97号(平成20年3月19日付)に基づき、薬価基準への収載の日の属する月の翌月の初日から起算して1年を経過するまで、投薬は1回14日分を限度とされている。(添付文書)

【Q】ロケルマ懸濁用散分包の処方日数の投与制限は?

【A】ロケルマ懸濁用散分包5g,10gは2021年5月末日までは1回14日分が限度である。
2021年6月1日から長期投与可能である。

薬価基準収載年月日:2020年5月20日
販売開始年月日:2020年5月20日

保険給付上の注意
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号(平成18年3月6日付)に基づき、2021年5月末日まで、投薬期間は1回14日分を限度とされています。(ロケルマ懸濁用散分包5g,10g 添付文書)

【Q】アイラミド配合懸濁 性点眼液の処方日数の投与制限は?

【A】「アイラミド配合懸濁性点眼液」は新薬の係る処方制限がなく、薬価収載後から長期投与が可能である。

薬価収載日は2020年5月20日である。

「アイラミド配合懸濁性点眼液」は「アイファガン点眼液0.1%」と「エイゾプト懸濁性点眼液1%」の配合点眼薬。

同様の効能・効果、用法・用量の既収載品の組合せと考えられる新医療用配合剤など、有効成分にかかる効能・効果、用法・用量について、実質的に、既収載品によって1年以上の臨床使用経験があると認められる新医薬品については、新医薬品に係る処方日数制限を設けないこととする。(新医薬品の処方日数制限の取扱いについて 中医協 平成22年10月)

【Q】ソリクア配合注ソロスターの処方日数の投与制限は?

【A】「ソリクア配合注ソロスター」は新薬の係る処方制限がなく、薬価収載後から長期投与が可能である。

薬価収載日は2020年5月20日である。

「ソリクア配合注ソロスター」は「ランタス注」と「リキスミア皮下注(GLP-1)」の配合注射薬。

同様の効能・効果、用法・用量の既収載品の組合せと考えられる新医療用配合剤など、有効成分にかかる効能・効果、用法・用量について、実質的に、既収載品によって1年以上の臨床使用経験があると認められる新医薬品については、新医薬品に係る処方日数制限を設けないこととする。(新医薬品の処方日数制限の取扱いについて 中医協 平成22年10月)