【A】ビムパット錠50mg、ビムパット錠100mgは粉砕や簡易懸濁法は可能であると考えられる。以下のデータを参考とする。
ビムパット錠50mg / ビムパット錠100mg
(簡易懸濁法について)
55°C (温湯)を20cc の条件下で、5分で溶解する。8Frを通過。(粉砕について)
粉砕後は25°C、RH75%、暗所、開放の条件下で含量、性状、水分量に変化なし。
※粉砕や簡易懸濁法の可否については適応外の使用であるため各施設の医療担当者の裁量と判断になります。
【A】ビムパット錠50mg、ビムパット錠100mgは粉砕や簡易懸濁法は可能であると考えられる。以下のデータを参考とする。
ビムパット錠50mg / ビムパット錠100mg
(簡易懸濁法について)
55°C (温湯)を20cc の条件下で、5分で溶解する。8Frを通過。(粉砕について)
粉砕後は25°C、RH75%、暗所、開放の条件下で含量、性状、水分量に変化なし。
※粉砕や簡易懸濁法の可否については適応外の使用であるため各施設の医療担当者の裁量と判断になります。
【A】簡易懸濁可能であると考えられる。
簡易懸濁法にて5分で崩壊し、5Fr (フレンチ)の経管チューブで良好に通過する。
※各施設の医療担当者の裁量と判断になります。
【A】粉砕後に水(約55℃)で5分間の条件で簡易懸濁可能である。
粉砕しない状態 (錠剤) であれば、水(約55℃)の条件下で10分後でも溶けない。
(参考 : 内服薬 経管投与ハンドブック 第3版)
【A】エルカルチン錠100mg→水(約55℃) 10分の条件で簡易懸濁は不可である。粉砕後、5分で簡易懸濁可能である。
エルカルチン錠300mg→粉砕後、10分で簡易懸濁可能である。
(参考 : 内服薬 経管投与ハンドブック 第3版)
フィルムコーティング錠であるため簡易懸濁しにくい製剤である。
【A】簡易懸濁法可能である。
水(約55℃) 5分で簡易懸濁可能。
(参考 : 内服薬 経管投与ハンドブック 第3版)
ただし、横になると逆流して食道に付着してしまう可能性があるため、通常の服薬時と同じように服薬することが望ましい。
剤型を変更しての投与は適応に関する承認を受けていない。
【A】溶解後に経管チューブを通過したため、簡易懸濁法は可能であると考えられます。しかし、懸濁後に油状の浮遊物が出現するため、注意が必要です。また、実際の臨床現場において「溶けにくい」と声があり、十分に検討する必要があります。以下、詳細を記載する。
55℃温湯 30 mL を加え、15 回ほど振とう後に静置。
10 分後、再度 15 回ほど振とうし、 カプセルの崩壊状態を観察。その後、経鼻経管チューブ通過したと報告がある。そのため簡易懸濁法は可能と考える。
(アミティーザ® カプセルの簡易懸濁法による 経鼻経管チューブを介した投与, 医療薬学, 2014, 40, 285 – 290)