【内容】1歳以上の用事および小児における用法・用量の追加承認取得に伴い、懸濁用下流分包が発売された。薬価収載は2018年4月。

<ネキシウム懸濁用顆粒分包10mg>

○胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群
通常、1歳以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとして、体重20kg未満では1回10mgを、体重20kg以上では症状に応じて1回10~20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。

○逆流性食道炎
通常、1歳以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとして、体重20kg未満では1回10mgを、体重20kg以上では症状に応じて1回10~20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。

○非びらん性胃食道逆流症成人
通常、1歳以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとして、1回10mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、4週間までの投与とする。

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/670227_2329029D1027_1_01.pdf

 

服薬方法
約15mlの水にできるだけゆっくりかき混ぜて溶かす。かき混ぜた後、2〜3分ほどおいて30分以内に服薬する。