【A】ユリーフ錠は原薬の苦味と光安定性を考慮してフィルムコート錠となっている。粉砕は遮光かつ25℃の保存で3ヶ月可能と考えられる。粉砕後の苦味にも注意が必要である。以下を参考とした。
『苛酷試験 (光) 25℃、 湿度 = 成り行き、D65ランプ4,000lx、シャーレ開放、312時間 (約13日) 』の条件で外観の黄変、類縁物質及び水分量の増加、含量低下が認められた。
『苛酷試験 (温度) 25℃、湿度 = 90%RH、遮光、シャーレ開放、3ヶ月 』の条件で変化なし。
(ユリーフ錠 医薬品インタビューフォーム 第9版 参考)
https://www.medicallibrary-dsc.info/di/urief_tab_4mg/pdf/if_ur_1608_09.pdf
※粉砕の可否については各施設の医療担当者の裁量と判断になります。