【A】以下のデータよりベイスン錠 (ボグリボース)の簡易懸濁法と粉砕は可能であると考えられる。
ベイスン錠は水 (約55℃) 、5分の条件で崩壊懸濁した。通過性試験においても8Frチューブを通過した。
(内服薬 経管ハンドブック 第3版)
ボグリボース錠0.3mg「YD」も同様に、5分以内に崩壊懸濁した。通過性試験においても8Frチューブを通過した。
(株式会社 陽進堂HP)
ベイスン錠の粉砕は可能である。
(錠剤・カプセル剤粉砕ハンドブック 第7版)
ボグリボース錠0.2mg「サワイ」を粉砕後の安定性
透明瓶開放 (室温、30日間) 102.4%
粉砕30日後まで安定な製剤であること が確認された。
(沢井製薬株式会社 安定性データより)
※粉砕と簡易懸濁法は適応外使用となるため、上記の情報を参考とし、各医療機関の判断となる。