【A】カソデックス錠に関する簡易懸濁法のデータはない。(2017年8月現在)

経管投与ハンドブック第3版には調剤者の被曝を考慮して、不可と記載されている。

後発品であるビカルタミド錠80mg「TCK」は5分後に簡易懸濁可能、ビカルタミド錠80mg「KN」は10分後に簡易懸濁可能である。溶解時間が異なるのは添加物の違いによる(経口抗がん薬における簡易懸濁法の適応可否に関する検討, Jpn.J.Soc.Pharma. Vol.35 No.1 2016)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsp/35/1/35_34/_pdf

ビカルタミド錠80mg「アメル」簡易懸濁可能である。 (メーカーによる試験)

http://www.amel-di.com/medical/di/download?type=10&pid=1068&id=0

ビカルタミド錠80mg「サワイ」簡易懸濁不可であるが、20分後に錠剤は溶解する。(メーカーによる試験)

http://med.sawai.co.jp/file/pr24_1240.pdf

ビカルタミド錠80mg「トーワ」簡易懸濁可能である。(メーカーによる試験)

http://med.towayakuhin.co.jp/medical/product/fileloader.php?id=41606&t=6