【A】当該患者がアログリプチンもしくはメトホルミンのどちらかを服薬していれば切り替え可能と考えられる。用法に関する指定はないため、メトホルミンの服薬タイミングが数回であったとしても切り替えが可能と考えられる。

以下、イニシンク配合錠の添付文書 (第5版) より抜粋。

1) 既にアログリプチン安息香酸塩(アログリプチンとして1 日25㎎)及びメトホルミン塩酸塩(メトホルミン塩酸塩として1 日500㎎)を併用し状態が安定している場合

2) アログリプチン安息香酸塩(アログリプチンとして1 日25㎎)単剤の治療により効果不十分な場合

3) メトホルミン塩酸塩(メトホルミン塩酸塩として1 日500㎎)単剤の治療により効果不十分な場合

⑶ 本剤投与中において、本剤の投与がアログリプチン安息香

酸塩及びメトホルミン塩酸塩の各単剤の併用よりも適切であるか慎重に判断すること。

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/400256_3969105F1023_1_05.pdf