【A】アミノレバン点滴静注は院外処方することができないと考えられる。
アミノレバン点滴静注はBCAA (分岐鎖アミノ酸) 主体の総合栄養改善アミノ酸製剤である。
以下のリンクを参考にすると、「在宅中心静脈栄養法用輸液」は院外処方することが可能な注射薬である。しかし、アミノレバン点滴静注の適応は「慢性肝障害時における脳症の改善」であるため、「在宅中心静脈栄養法用輸液」には該当しないと考えられる。よって、アミノレバン点滴静注の院外処方は不可であると考えられる。
効能又は効果
慢性肝障害時における脳症の改善用法及び用量
通常成人1 回500 ~ 1000mL を点滴静注する。
投与速度は通常成人500mLあたり180~300分を基準とする。
経中心静脈輸液法を用いる場合は、本品の500 ~ 1000mL を糖質輸液等に混和し、24 時間かけて中心静脈内に持続注入する。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
(アミノレバン点滴静注(200mL袋) / アミノレバン点滴静注(500mL袋)添付文書)