【Q】抗アレルギー内服薬 (抗ヒスタミン)は何歳から使用可能か?小児は服薬可能か?花粉症など

【A】以下の通りである。

  • アレグラ錠 • OD錠‥ 7歳以上
  • アレグラドライシロップ‥ 6ヶ月以上
  • アレジオン錠‥ 15歳以上
  • アレジオンドライシロップ1%‥ 1歳以上
  • アレロック錠 • OD錠‥ 7歳以上
  • アレロック顆粒‥ 2歳以上
  • クラリチン錠 • レディタブ錠‥ 7歳以上
  • クラリチンドライシロップ1%‥ 3歳以上
  • ザイザル錠‥ 7歳以上
  • ザイザルシロップ‥ 6ヶ月以上
  • ジルテック錠‥ 7歳以上
  • ジルテックドライシロップ‥ 2歳以上
  • タリオン錠 • OD錠‥ 7歳以上
  • ディレグラ配合錠‥ 12歳以上
  • デザレックス錠‥ 12歳以上
  • ビラノア錠‥ 15歳以上
  • ルパフィン錠‥ 12歳以上

※上記の年齢区分は使用経験がなく、安全性が未確立であるため、添付文書上、設定されている。記載年齢以下での使用については、各施設での判断となる。

アレグラ錠30mg / アレグラ錠60mg / アレグラOD錠60mg
7歳以上12歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mgを1日2回、12歳以上の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児に対する安全性は確立していない。[使用経験が少ない。]

アレグラドライシロップ5%
〈小児〉
通常、12歳以上の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mg(ドライシロップとして1.2g)、7歳以上12歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mg(ドライシロップとして0.6g)を1日2回、用時懸濁して経口投与する。なお、症状により適宜増減する。

通常、2歳以上7歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mg(ドライシロップとして0.6g)、6ヵ月以上2歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回15mg(ドライシロップとして0.3g)を1日3回、用時懸濁して経口投与する。

小児等への投与
低出生体重児、新生児又は6ヵ月未満の乳児に対する安全性は確立していない。[使用経験がない。]

アレジオン錠10 / アレジオン錠20
通常、成人にはエピナスチン塩酸塩として1回10〜20mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。

アレジオンドライシロップ1%
アレルギー性鼻炎
通常、小児には1日1回0.025〜0.05g/kg(エピナスチン塩酸塩として0.25〜0.5mg/kg)を用時溶解して経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。ただし、1日投与量はドライシロップとして2g(エピナスチン塩酸塩として20mg)を超えないこと。年齢別の標準投与量は、通常、下記の用量を1日量とし、1日1回用時溶解して経口投与する。

年齢:3歳以上7歳未満
標準体重:14kg以上24kg未満
1日用量:0.5〜1g(エピナスチン塩酸塩として5〜10mg)

年齢:7歳以上
標準体重:24kg以上
1日用量:1〜2g(エピナスチン塩酸塩として10〜20mg)

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児に対する安全性は確立していない。
低出生体重児、新生児には使用経験がない。乳児には使用経験は少ない。

アレロック錠2.5 / アレロック錠5
アレロックOD錠2.5 / アレロックOD錠5

小児:通常、7歳以上の小児には1回オロパタジン塩酸塩として5mgを朝及び就寝前の1日2回経口投与する。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。

アレロック顆粒0.5%
小児:通常、7歳以上の小児には1回オロパタジン塩酸塩として5mg(顆粒剤として1g)を朝及び就寝前の1日2回経口投与する。

通常、2歳以上7歳未満の小児には1回オロパタジン塩酸塩として2.5mg(顆粒剤として0.5g)を朝及び就寝前の1日2回経口投与する。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。

クラリチン錠10mg / クラリチンレディタブ錠10mg
小児:通常,7歳以上の小児にはロラタジンとして1回10mgを1日1回,食後に経口投与する。

低出生体重児,新生児,乳児又は3歳未満の幼児に対する安全性は確立していない。3歳以上7歳未満の小児に対しては、ロラタジンドライシロップ1%を投与すること。

クラリチンドライシロップ1%
通常、3歳以上7歳未満の小児にはロラタジンとして1回5mg(ドライシロップとして0.5g)、7歳以上の小児にはロラタジンとして1回10mg(ドライシロップとして1g)を1日1回、食後に用時溶解して経口投与する。

低出生体重児,新生児,乳児又は3歳未満の幼児に対する安全性は確立していない。[使用経験がない。]

ザイザル錠5mg
〔小児〕通常、7歳以上15歳未満の小児にはレボセチリジン塩酸塩として1回2.5mgを1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与する。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児又は7歳未満の小児に対する安全性は確立していない(国内における使用経験はない)。

ザイザルシロップ0.05%
通常、6ヵ月以上1歳未満の小児には1回2.5mL(レボセチリジン塩酸塩として1.25mg)を1日1回経口投与する。

通常、1歳以上7歳未満の小児には1回2.5mL(レボセチリジン塩酸塩として1.25mg)を1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与する。

通常、7歳以上15歳未満の小児には1回5mL(レボセチリジン塩酸塩として2.5mg)を1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与する。

低出生体重児、新生児又は6ヵ月未満の乳児に対する安全性は確立していない(国内における使用経験はない)。

ジルテック錠5/ジルテック錠10

〔小児〕通常、7歳以上15歳未満の小児にはセチリジン塩酸塩として1回5mgを1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与する。

小児等への投与
2歳以上7歳未満の小児に対してはセチリジン塩酸塩ドライシロップ1.25%を投与すること。低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児に対する安全性は確立していない(国内における使用経験が少ない)。

ジルテックドライシロップ1.25%
〔小児〕通常、2歳以上7歳未満の小児には1回0.2g(セチリジン塩酸塩として2.5mg)を1日2回、朝食後及び就寝前に用時溶解して経口投与する。
通常、7歳以上15歳未満の小児には1回0.4g(セチリジン塩酸塩として5mg)を1日2回、朝食後及び就寝前に用時溶解して経口投与する。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児に対する安全性は確立していない(国内における使用経験が少ない)。

タリオン錠5mg / タリオン錠10mg
タリオンOD錠5mg / タリオンOD錠10mg
通常、7歳以上の小児にはベポタスチンベシル酸塩として1回10mgを1日2回経口投与する。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児又は幼児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)

ディレグラ配合錠
通常、成人及び12歳以上の小児には1回2錠(フェキソフェナジン塩酸塩として60mg及び塩酸プソイドエフェドリンとして120mg)を1日2回、朝及び夕の空腹時に経口投与する。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は12歳未満の小児に対する有効性及び安全性は確立していない。[使用経験がない。]

デザレックス錠5mg
通常、12歳以上の小児及び成人にはデスロラタジンとして1回5mgを1日1回経口投与する。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は12歳未満の小児に対する安全性は確立していない。〔国内での使用経験がない。〕

ビラノア錠20mg
通常、成人にはビラスチンとして1回20mgを1日1回空腹時に経口投与する。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する有効性及び安全性は確立していない。(国内での使用経験がない。)

ルパフィン錠10mg
通常、12歳以上の小児及び成人にはルパタジンとして1回10mgを1日1回経口投与する。なお、症状に応じて、ルパタジンとして1回20mgに増量できる。

小児等への投与
12歳未満の小児等に対する安全性は確立していない(国内における使用経験がない)

(各社 添付文書より抜粋)

【Q】添付文書上の新生児、乳児、幼児、小児、高齢者の区分は?

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