【A】
- URAT阻害をすることで尿酸の再吸収を抑制し、尿酸の排泄を促進させる薬剤
- ユリノーム (ベンズブロマロン)、プロベネシド の改良薬
- 腎臓の近位尿細管において尿酸輸送は、再吸収は【URAT1】、分泌は【ABCG2、OAT1、OAT3】が関与している。腸管は、尿酸は【ABCG2】を介して糞中に分泌。
- ユリス錠(ドチヌラド)はURAT1選択制が高い。【ABCG2、OAT1、OAT3】は阻害しない。
- 尿の酸性化により尿路結石に注意が必要。 予防として、水分摂取する。
- 適応 痛風、高尿酸血症
- 1日0.5mgより開始。徐々に増量して、1日1回2mgが維持量。maxは1日1回4mg。【開始 0.5mg (1日1回)→2週間以内に1mg (1日1回)→1日1回6週間以内に2mg(1日1回)】
- 増量理由は、尿酸値の急激な低下により痛風発作が誘発される可能性があるため。
- 痛風発作発現時に尿酸値を低下させると、痛風発作を増悪させる可能性がある。症状が治るまで開始しない