【Q】ラステットSカプセルは簡易懸濁法が可能であるか?

【A】ラステットSカプセルは簡易懸濁法可能である。ただし、55℃の水で脱カプセルを行わずに簡易懸濁する必要がある。

(参考 : 内服薬 経管投与ハンドブック 第3版)

カプセル内は淡黄白色透明の粘性の液である。

水温25℃の条件では、30分後においても、カプセルは膨張するが、液体内容物を溶出することができない。

水温55℃の条件では、2分30秒後に自然に敗れ、液体内容物が拡散した。

(参考 : カプセル内が液体薬剤である医薬品の投与量調節方法について -小児患者を想定したラステットS25を用いた検討-  Jpn. J. Oharma. Health Care Sci. 31 (9) 755-760(2005)) https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjphcs2001/31/9/31_9_755/_pdf

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