2016年12月9日に田辺三菱製薬「タリオンR」、バイエル薬品「クラリチンEX」、サノフィ「アレグラFXジュニア」がスイッチOTCの承認を得た。
【コメント】2016年11月にデザレックスとビラノアが医療用医薬品として発売されたりと抗ヒスタミン薬市場が賑わっている。アレグラがスイッチOTC薬としての爆発的に売れ、さらに第2類医薬品となった。タリオンR、クラリチンEXも最初は要指導医薬品だが、今後はアレグラと同様に第2類医薬品となるだろう。ただ、アレグラが売れている(第2類医薬品となったため、さらに売り上げが見込まれる)だけに、タリオン、クラリチンの売り上げがどのようになるか注視したい。個人的なタリオンの特徴の位置付けとしてはクラリチンやアレグラよりも効果が高いが眠気は出る可能性が高い印象である。
OTC医薬品(第2世代抗ヒスタミン 2016年12月現在)
アレグラFX(医療用医薬品名:アレグラ)・アレジオン10(医療用医薬品:アレジオン)・ストナリニZ(医療用医薬品名:ジルテック)
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