【薬剤師国家試験 実務 第104回 問344】

問344 薬剤師がICUに常駐して業務を行うため、汎用される医薬品について注意点をまとめることにした。その内容として適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. プロポフォール注射剤は、小児の人工呼吸中鎮静には投与できない。
  2. 手術のため中止した抗血栓薬は、ICU入室中は再開できない。
  3. アドレナリン注射剤は、心停止の際に使用する。
  4. プロトンポンプインヒビターは、常に投与する。
  5. モルヒネ塩酸塩注射液が保管してある金庫にロクロニウム臭化物注射液を保管する。

(引用 厚生労働省 第104回薬剤師国家試験問題及び解答(平成31年2月23日、2月24日実施)https://www.mhlw.go.jp/content/000491254.pdf)

問344

1.〇 プロポフォール注射液(商品名:ディプリバン)の小児への集中治療における人工呼吸中の鎮静は禁忌です。

2.× 抗血栓薬の手術前後の休薬期間は、薬剤によって異なります。ICUに入室中であるか否かは無関係です。

3.〇 アドレナリン注射剤(商品名:ボスミン)は心停止の補助治療に用います。

4.× 常に投与するわけではありません。

5.× モルヒネは麻薬ですがロクロニウムは毒薬です。麻薬は、麻薬以外(覚醒剤を除く)と区別しかぎをかけた堅固な設備に保管する義務があります。

※当websiteの薬剤師国家試験問題解説は薬学生の教育を目的に掲載しております。

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