【薬剤師国家試験 実務 第104回 問338】

問338 73歳男性。かすみ目を訴えて受診し、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。

(処方)

八味丸エキス顆粒1回3g(1日9g)

1日3回 朝昼夕食前 14日分

患者によると、以前、薬局で購入した一般用医薬品(第二類医薬品)八味丸が有効だった経験があり、医師にその空き箱を見せて相談したとのことであった。 患者は両薬剤の違いについて気にしていた。八味丸と八味丸エキス顆粒の違いとして適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. 八味丸の方が八味丸エキス顆粒より繊維質の含有量が多い。
  2. 八味丸の方が八味丸エキス顆粒より全体量に対する水溶性成分が多い。
  3. 八味丸の方が八味丸エキス顆粒より全体量に対する脂溶性成分が多い。
  4. 八味丸エキス顆粒は構成生薬を粉末にし、混合して製造する。
  5. 八味丸は八味丸エキス顆粒にハチミツを加えて丸くして製造する。

(引用 厚生労働省 第104回薬剤師国家試験問題及び解答(平成31年2月23日、2月24日実施)https://www.mhlw.go.jp/content/000491254.pdf)

 

問338

エキス顆粒と丸剤の違いがポイントとなります。

丸剤‥生薬の粉末をハチミツで練って飲みやすくしたもの。(生薬そのまま)

エキス顆粒‥生薬の浸出液を濃縮して作られたもの。(生薬の濃縮したもの)

1.〇 丸剤は生薬そのままのため、繊維質が多い

2.× 水溶性成分は浸出液から濃縮した八味丸エキス顆粒の方が多い。

3.〇 八味丸エキス顆粒のほうが水溶性成分が多い。

4.× 八味丸エキス顆粒は構成生薬の抽出液から作られます。この記述は八味丸。

5.× 八味丸は生薬そのものを粉末にし、そこに、はちみつを入れて丸い形を形成します。

※当websiteの薬剤師国家試験問題解説は薬学生の教育を目的に掲載しております。

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