問331 以下のレジメンを肺がん患者(体表面積 1.70㎡)に適用することになり、薬剤師がミキシングを行うこととなった。1バイアルあたり500mg充填されている ペメトレキセド(凍結乾燥品)を使用し、1バイアルあたり20mLの生理食塩液で溶解する場合、ペメトレキセドの1日当たりの投与量(薬液量)として正しいのはどれか。1つ選べ。
抗がん薬 | 投与量 | 投与経路 | Day1 | Day8 | Day15 | Day22 |
ペメトレキセド | 500mg/㎡ | 点滴静注 | ↓ | ↓ |
- 14mL
- 20mL
- 34mL
- 40mL
- 68mL
引用 厚生労働省 第104回薬剤師国家試験問題及び解答(平成31年2月23日、2月24日実施)https://www.mhlw.go.jp/content/000491254.pdf)
問331
解答③
体表面積1.70㎡の人へのペメトレキセドの投与量は500mg/㎡×1.70㎡=850mgとなります。よって、ペメトレキセドの1日当たりの投与量をXmLとすると、500mL : 850mL=20mL : XmLとなり、X=34mLとなります。よって、ペメトレキセドの1日当たりの投与量は34mLです。
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