【薬剤師国家試験 実務 第103回 問205】

問205 インフルエンザ流行時には、多くの患者が診察に訪れ、判定用キットによる検査が行われる。

問205(実務) あるインフルエンザ判定用キットは、表のような結果を与えた。

インフルエンザ

罹患者数(人)

インフルエンザ

非罹患者数(人)

合計(人)
検査にて陽性 100 10 110
検査にて陰性 25 500 525
合計 125 510 635

このキットの感度と特異度の組合せとして正しいのはどれか。1つ選べ。

感度(%) 特異度(%)
1 80.0 98.0
2 88.0 97.1
3 90.9 95.2
4 95.2 90.9
5 98.0 80.0

(引用 厚生労働省 第103回薬剤師国家試験問題及び解答(平成30年2月24日、2月25日実施)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198920.htm

問205

①感度とは、罹患者をどれだけの確率で陽性と判定できるかを数値で示したものです。つまり、実際にインフルエンザになった患者のうち、検査キットを使うと陽性と診断できる確率はどれくらいかということです。

感度=(検査で陽性を示した値)/(インフルエンザ罹患者)×100=80%
感度は80%であるため、20%はインフルエンザにかかっていても陰性と誤診断されてしまうということです。

特異度とは、非罹患者をどれだけの確立で陰性と判定できるかをあらわしたものです。つまり、インフルエンザではない患者のうち、検査キットを使うと陰性と診断できる確率はどれくらかということです。

特異度=(検査で陰性を示した値)/(インフルエンザ非罹患者)×100=98%

特異度は98%であるため、インフルエンザにかかっていなくても2%は陽性と誤診断されてしまうということです。

※当websiteの薬剤師国家試験問題解説は薬学生の教育を目的に掲載しております。

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