【薬剤師国家試験 実務 第103回 問202】

202

69歳女性。関節リウマチと診断され、抗リウマチ薬を服用中である。関節症状は改善傾向であった。数日前より発熱、乾性咳が出現し、本日、呼吸困難症状が出現したため緊急入院となった。胸部XCT画像検査の結果、広範なモザイク状のすりガラス陰影が確認された。

202(実務)

薬物の副作用として最も疑われる疾患名はどれか。1つ選べ。

  1. 間質性肺炎
  2. 細菌性肺炎
  3. 肺気腫
  4. 肺結核
  5. マイコプラズマ肺炎

 

(引用 厚生労働省 第103回薬剤師国家試験問題及び解答(平成30224日、225日実施)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198920.htm

202

  1. 〇 「広範なモザイク状のすりガラス陰影」は、間質性肺炎に特有の所見です。間質性肺炎は、抗リウマチ薬やブレオマイシン、インターフェロン製剤、小柴胡湯の服用によって生じることがあります。
  2. × 細菌性肺炎の診断は、胸部X線を行います。
  3. × 肺気腫の診断の一つには呼吸機能検査があります。
  4. × 肺結核の診断は、喀痰の塗沫検査によって結核菌の量を検査することなどが挙げられます。
  5. × マイコプラズマ肺炎は、胸部レントゲン撮影やマイコプラズマの血清抗体価を測定することなどが挙げられます。

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