【薬剤師国家試験 実務 第103回 問200】

200 

70歳男性。人間ドックにて糖尿病の疑いを指摘されて受診し、2型糖尿病と診断された。現在、以下の処方で治療中である。

(処方)

シタグリプチンリン酸塩水和物 50mg 11錠(11錠)

11回 朝食後 30日分

酸化マグネシウム 11g13g

13回 朝昼夕食後 30日分

検査値: Scr1.4mg/dL、空腹時血糖値96mg/dLHbA1c 5.8  血清マグネシウム値6.5mg/dL

200(実務) 検査値から考えたとき、今後、特に留意すべき症状はどれか。2つ選べ。

  1. 排尿困難
  2. 悪心・嘔吐
  3. 血圧上昇
  4. 味覚障害
  5. 徐脈

 

(引用 厚生労働省 第103回薬剤師国家試験問題及び解答(平成30224日、225日実施)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198920.htm

200

  1. ×
  2. 〇 当患者はScr1.4mg/dLと高値であることから、腎機能低下している考えられます。酸化マグネシウムは腎機能低下患者に対して、高マグネシウム血症に注意が必要な薬剤です。
    当患者の血清マグネシウム値6.5mg/dL(正常値:1.42.6mg/dL)より、高マグネシウム血症が起きていることが予測されます。高マグネシウム血症では呼吸麻痺や下痢、悪心・嘔吐、徐脈などの症状があらわれます。
    また、低マグネシウム血症では心疾患や神経障害があらわれます。
  3. × 
  4. × 亜鉛の低下によって味覚障害が生じることがあります。

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