問85
処方箋には先発医薬品が記載されていたが、患者が後発医薬品を希望した。そこで、後発医薬品の分割調剤1回目として7日分の調剤を行った。次回、残りをこの後発医薬品で調剤する場合に必要な最大錠数はどれか。1つ選べ。なお、処方箋 には変更不可の記載はない。
(処方)
ムコダイン®錠250mg 1回2錠 (1日6錠)
1日3回 朝昼夕食後 28日分 (分割調剤1回目)
L︲カルボシステイン錠500mg 1回1錠 (1日3錠)
1日3回 朝昼夕食後 7日分
- 21錠
- 42錠
- 63錠
- 84錠
- 126錠
(引用 厚生労働省 第104回薬剤師国家試験問題及び解答(平成31年2月23日、2月24日実施)https://www.mhlw.go.jp/content/000491254.pdf)
問85
③
分割調剤1回目で7日分調剤されているので、残りの調剤日数は28日分 – 7日分 = 21日分です。
後発品で調剤する場合、L-カルボシステイン錠500mgが1日3錠必要なので、3錠/日 × 21日 = 63錠
よって、残りの調剤日数に必要な最大錠数は63錠です。
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