【薬剤師国家試験 実務 第104回 問241】

240−241 

58歳男性。地元のがんセンターに入院し、検査の結果、去勢抵抗性の前立腺がんと診断された。骨転移も認められている。主治医は、患者に対し、放射性医薬品による骨転移巣の治療を検討していることを説明した。

241(実務)

去勢抵抗性の前立腺がんの治療に用いられる放射性医薬品として最も適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. クエン酸ガリウム(⁶⁷Ga)注射液
  2. ヨウ化ナトリウム(¹³¹I)カプセル
  3. イットリウム(⁹⁰Y)イブリツモマブチウキセタン(遺伝子組換え)注射液調製用
  4. 塩化インジウム(¹¹¹In)注射液
  5. 塩化ラジウム(²²³Ra)注射液

 

(引用 厚生労働省 第104回薬剤師国家試験問題及び解答(平成31223日、224日実施)https://www.mhlw.go.jp/content/000491254.pdf)

241

  1. × クエン酸ガリウム(⁶⁷Ga)注射液は、悪性腫瘍の診断に用いられます
  2. × ヨウ化ナトリウム(¹³¹I)カプセルは、甲状腺機能亢進症や甲状腺がんに用いられます。
  3. × イットリウム(⁹⁰Y)イブリツモマブチウキセタン(遺伝子組換え)注射液調製用は、CD20陽性の再発又は難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫に用いられます。
  4. × 塩化インジウム(¹¹¹In)注射液は、造血骨髄の診断に用いられます。
  5. 〇 塩化ラジウム(²²³Ra)注射液は、骨転移が認められる去勢抵抗性前立腺がん(手術・ホルモン療法を行っても症状が進行する前立腺がん)に用いられます。²²³RaCaと構造が類似しているので、骨代謝亢進部分に集積します。

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