【Q】レミケード点滴静注用のクローン病に対する期間短縮治療の適用はいつから?

【A】レミケード点滴静注は6週投与以後 、効果が減弱した場合に10mg/kg 8週間隔の増量投与が可能であった。2017年5月より、5mg/kg 4週間隔投与の期間短縮の用法・用量が追加承認された。
 
これまではレミケード点滴静注5mg/kgを初回、2週、6週、以後8週間の間隔で投与し、その後、効果が減弱した患者には増量投与(10mg/kg 8週間隔投与)が可能であった。今回の承認により、期間短縮投与 (5mg/kg 4週間隔投与) も可能となり治療の選択肢が広がったといえる。
(レミケード点滴静注用100 添付文書 第33版)
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/400315_2399402F1026_1_39.pdf
 
(抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「レミケード®点滴静注用100」
クローン病に関する用法・用量の一部変更承認の取得について(2017年5月18日発表))

会員登録をしていただくと全文お読みいただけます。

会員登録していただくとできること
記事を全文閲覧できます。 記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます 記事の全文が検索できます。
週1回メルマガが届きます 週1回メルマガが届きます
質問投稿することができます 質問投稿することができます

関連記事

新着記事

病院における添付文書・インタビューフォームの保管状況

【質問】添付文書・インタビューフォームの保管についてお聞きします。 当院では災害時等のオフライン環境下で閲覧できるように印刷した上で保管しておりますが、 他施設ではどうされていますでしょうか? 【A】A...

外来の妊婦に対するインフルエンザ治療薬の選択は?

【A】オセルタミビル(商品名 : タミフル)は妊婦に対して安全かつ効果的であるとの豊富な情報1,2があります。また、吸入薬であるラニナニビル(商品名 : イナビル)は、体への暴露が少ないため、問題ないとされてお...

ダイアップ坐剤10㎎は終末期の苦痛に対して保険審査が通るか?

【質問】終末期の方です。ダイアップ坐剤10㎎が苦痛時で処方されました。適応外になりますが、保険はとおるのでしょうか? 【A】終末期の成人患者における苦痛緩和のためにダイアップ坐剤10㎎が処方される場合、...

新着記事をもっと見る