【Q】ビーフリード輸液とアドナ注とトランサミン注の配合変化は?

【A】3剤混合のデータはない。下記のデータより24時間は安定と考える。
(実際の現場で3日間冷蔵保存にて沈殿物などの外観変化はなかった。1例のみであり、エビデンスはない)
ビーフリード輸液→開通後、常温にて1週間安定。バック自体が遮光となっており、遮光袋は不要。
ビーフリード輸液+アドナ注→24時間安定
ビーフリード輸液+トランサミン注→24時間安定
以上から少なくとも24時間は安定。
(参考 : 大塚製薬工場 ビーフリード配合変化表)
http://www.otsukakj.jp/med_nutrition/haigou/pdf/bfluid_print.pdf

アドナ注➕トランサミン注→24時間安定 (田辺三菱製薬 社内資料)
アドナ注➕アミノフリード輸液→24時間安定 (田辺三菱製薬 社内資料)
アミノフリードはビーフリードのなかからビタミンB1を抜いたもの。

 
 

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